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市民の政治参加

 昨日、駒沢オリンピック公園で開かれた民主主義ユースフェスティバルをぷらっと覗いてきました。(3/23.24開催)
 偶然知って出掛けてみたのですが、日本では政治や社会課題について気軽に話せる場が少なく、特に政治家と対話する文化がないと感じている有志(?)が北欧で行われている選挙小屋(選挙前に各駅前に設置される政党のブース)やデモクラシーフェスティバル(年に一回数日間にわたってみんなで社会課題について議論するお祭り)を参考に昨年から開催し、二回目の今年は世田谷区の後援も入り規模が拡大されたとのことです。
※北欧5国の大使館も後援
 各政党や社会団体のブースを中心に、2箇所のイベント会場ではテーマ毎の討論会や質疑応答(河野大臣他政治家や市民参加者等)やパフォーマンス(歌やお笑い)が行われ、キッチンカーもあって開放的で楽しい雰囲気でした。
 主催者の詳細は承知していませんが、ユースフェスティバルというタイトルですので、若者が主体のイベントで大学生、高校生と思われる若者がメンバーとして活動していました。(政治家も多数参加)
 投票率の低下や特に若年層の政治への無関心が言われる中、大学生、高校生の積極的な参画はあまり見かけない光景だったので、好ましく、また心強く思い少し話もさせてもらったのですが、やはりまだ少数派のようです。
 日頃、政治関係者からやメディアで「投票に行こう」というメッセージをよく目にしますし、投票率の低さが与党に信任を与えるために、国民が直面している社会課題が等閑にされ、格差社会が拡大している印象がありますので「どうせ変わらない」とか「どっちもどっち」とか言いながら投票に行かず、何かあると陰で批判するのではなく、選挙に行って「誰がましか」でもいいので、市民として意思表示をした方がいいと思って、このところほぼ必ず(まったくしていない時期も長いですが...)投票に行っていますが、最近は特に政治機能の劣化や格差の拡大を感じますので、もちろん強制出来ることではありませんが、市民一人一人が政治の実態をそれなりに理解して、少なくとも投票には参加していただきたいと強く思います。(今のままでは、困っている人を助ける安心した社会が損なわれ続けると思うため)
 今回のフェスティバルはそういうことを再認識出来たいい機会でありましたし、このようなイベントが全国で増えたきたらいいなと思いました。
 想像よりも楽しいイベントでもありますので機会があればお薦めいたします。

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