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2歳差育児&カサンドラ症候群で疲弊しきっていた私が、自分の本音に気づき始めて生きやすくなった話

こんにちは。5歳&3歳の育児中、ワーママ医師のあいあい(←私のニックネームです)です。

今から約2年前は、2歳差育児で疲弊しまくり、イライラしては子供にしょっちゅう当たったり、誰もいない家の中で沸き起こるイライラを抑えられず物を投げて壁に穴を開ける、そして自己嫌悪に陥る…という最悪な日々でした。

2022年に起きたある変化で、これを書いている2023年9月、もちろん課題はまだまだあるけど、私の生活はだいぶ変わりました。

家事に追われることがなくなり、子供にイライラをドカンとぶつけることがぐんと減りました。今でもイライラすることはゼロではないのですが、大体予測できるので「お母さん疲れてきた!助けて!」と子供に言えて、ただ自分責めをするのではなく、自分と向き合うチャンスと捉えられるようになりました。

時間内に成果を出さねば!(=何かを買わねば!)とファストファッションの店舗内を駆け巡るようにアイテムを購入していた私が、ウィンドウショッピングや試着を楽しみ、本当に必要なアイテムを吟味して買えるようになりました。

自分のケアに手が回らなかったのが、今は毎月美容院とエステマッサージに行き、毎日の入浴後のアロマオイルでのセルフケアが習慣となりました。美容院も納得のいくところを選んで決めて、定期的にトリートメントもしてもらっています。さらに、美容皮膚科に通い始めて、自分を大切に思える時間が増えました。

56㎡の賃貸4人暮らしが、100㎡超えのこだわりいっぱいのリノベーションをしたマンションに転居。家事楽設備やグッズ、月6回の家事代行の導入で家事の労力は今までの3割程度になっています。

最近の我が家のお気に入りの画角


教育内容優先で子どもの保育園転園を決断することもできたし、昨年夏には子供達をインターナショナルスクールのサマースクールに行かせることもできました(残念なことに息子には大不評だったので来年はなしかもしれませんwww。でも、これもやってみたからわかったこと!)。

また、念願の私のイギリス大学院博士課程の卒業式に息子と一緒に参加。エジンバラ、ロンドン、ヘルシンキの3都市を回る旅行をしてきました。エジンバラとロンドンでは知人宅に宿泊、現地暮らしを体験でき、息子に異文化体験を味わってもらうことができました。

今年度は、平日週1日は子供と自然の中で遊ぶ時間を確保。夏の間は仕事が終わってから海に行くことも何度もありました。ママ友と一緒に父なし子連れ石垣島旅行を計画して2年連続で実行。今月末には子供2人と私の3人で初の海外旅行、シンガポールとビンタン島に行ってきます!ドキドキです!

月末の子供との旅行、こんなところに子連れで行ってきます!!(どこだかわかる人にはわかる?!)
諸々合わせるとめっちゃ高くて、正直、恐々決済ボタンを押しました…


昨年の自分の45歳の誕生日には、友人に手伝ってもらいながら自分主催の誕生日パーティーを開催!15人の大切な友人に囲まれて「自分がチヤホヤされたい❤️」という欲望を叶える誕生日を迎えることができました。

自分の誕生日のパーティー会場
テーブルのお花もお友達からのプレゼントでした

医師としての仕事以外でお金をもらってみたいという欲望も、大学院生の女性医師の伴走サポート、ヨガ講師、得意を生かした終末期セミナーの開催、ママ友向けの魅力覚醒講座開催、企業の研究サポートという形で叶いつつあります。

大好きなヨガと海での焚き火をしてお金をもらう体験もできました!

これらの変化が起きたのは、自分の中の小さな自分「リトルあいあい」の声に耳を傾けるようになって、自分の「好き」を大切に日々を送ることができるようになったからだと思います。

少しずつの変化の積み重ねで、確実に良い方向に人生の方向の舵を切ることができた、そんな私の話、少し、いや結構長いのですが、読んでもらえると嬉しいです!



結婚するまでのこと

2022年の話に入る前に、それ以前の私の話をしてみようと思います。

私は、4歳年上の障がい者である姉と、船員の父と、主婦(途中から父の病気もあって和裁や医療事務などの仕事をしていました)の母の4人家族で育ちました。

生まれながらに脳性麻痺という病気を持っていた姉は、普通学校に通うくらいの障がいではありましたが、家族の中では特別扱い。感情を爆発させることも多く、健常児で聡明だった私は、物心がつく頃には自分の気持ちを抑え、周りの様子を敏感に察知する力を身につけてしまったように思います。

お姉ちゃんがわがままなのも障がい者だからしょうがない、お母さんが私のことに時間をかけられないのもしょうがない。お母さんが私がどんなに成績良くても褒めてはくれないのも、お姉ちゃんの手前しょうがない。のように。

父は、私が高校2年生の時に肝臓の病気で亡くなりました。私が小さい頃から病気を抱えていたのですが、子供達には病気を隠していて、父が入院しても子供たちに不在の理由は知らされないという家族でした。

父の死も影響し、県立高校から公立大学医学部に進学しました。高校は進学校だったので、周りの友人の親御さんたちは教育熱心な人たちばかり。みんな親に進路を相談しているのですが、私の母は「お母さんは大学受験したことないから何もわからなーい!」と少々不機嫌気味に言うばかりで、私は一人で何もかも考えて決めていました。

父も母も大学進学は果たせなかったので、私の家族から大学に進学したのは私が初めてでした。その上私が大の苦手としていた理系科目で勝負しなければならない医学部、その上父の逝去から1年も経たないうちに受験生となり、本当に大変な受験でした。それでも、「これをこなせている自分はすごい」、と思うことで「助けてほしい」「心配してほしい」と言う気持ちを抑えていたのだと思います。

医学部卒業後は、研修医に大人気かつテレビでも紹介されるような有名病院で研修をし働いていたのですが、33歳の時に親からの援助なしにイギリスのキングスカレッジロンドンに大学院留学。その後、一時帰国を経てエジンバラ大学の博士課程に進学しました。

順調満帆に見えるキャリアですが、『子供を産んで育ててみたい』という気持ちを強く持っていた私には、キャリアのみが一人歩きしているようにも感じられて、「このままでは結婚できないのでは?子供のいない人生は嫌だ!」という恐怖感も抱えていました。

博士課程の途中、2015年の冬に一時帰国した際に、日本に帰国することを決意。当時の指導教官にエジンバラには戻りたくないことを伝え、婚活コンサルタントについてネット婚活を始めました。

そこで出会ったある男性とあっという間に話は進み、出会って3ヶ月で結婚を決め、半年で同居、10ヶ月後に結婚をしました。38歳のときのことでした。

結婚式の準備中の婚約者の対応に「あれ?」という違和感を感じつつも、これで私の人生に欠けていたピースを一つ得た、と思っていました。

結婚してからのこと

それでもまだ足りないピースがありました。

子供です。

年齢を考慮して、早めに不妊治療を開始しましたが、不妊治療の間も度重なる不安に苛まれ、マインドフルネス長期講座を受講しました。瞑想の効果はあるのですが、それでも消えない不安にどうしたらいいかわからないまま、最終的には体外受精で第一子を授かり、不安はなんとなく消え、39歳で第1子を出産しました。

日本にいながら英国の大学院を継続していたので、産後も博士論文、家事・育児、臨床の仕事を回す日々。博士論文を時間に費やせば費やすほど子供との時間が減り、自分の身が裂かれるような気持ちになり、何度も泣いていました。

41歳で再度体外受精で第2子を妊娠し、妊娠30週で博士論文を提出。第2子が産まれてからは、博士論文から解放され、育児を満喫できるのだろうと思っていたのですが、ここからさらなる暗黒期に突入することになります。

第2子出産とほぼ同時に夫が転職。私の博士論文を支えてきてくれたのだから今度は私が夫の支えになるよう頑張らなければと思うものの、生後まもない娘と、2歳の息子の育児と家事を同時に行うのは、研修医時代の過酷な労働よりもハードなものでした。頑張ろうと思うけど、頑張れない。そんな自分を認めることも、ましてや夫を支えるなんてできず、とにかくイライラするばかりでした。

転職したばかりの夫は新型コロナウイルス感染症流行時期でもあり完全在宅勤務、精神的にもピリピリしていて、狭いアパートの中はとても居心地が悪かったです。夫が仕事をしている間、静かに、息を潜めるように生活をしていました。できるだけ家にいたくないので外出しようとするのですが、上の子が保育園に行っているうちにやるべき家事が山のようにあり外出もままなりません。

それでも家の中にいたくなくて、休日はなんとか子ども2人を連れてドライブに出かけ、2人が寝たところでコンビニの駐車場に立ち寄って車の中で一息つく、そんな日々でした。いつこれが楽になるのだろう?と「2歳差育児」とネットで検索すると「2歳差育児 地獄」「2歳差育児 死にたい」などのワードばかり出てきて、ぞーっとしたこともあります。


当時の自分の写真がほっとんどなくてビビるのですが、ヨレヨレのTシャツを着てるこの写真くらい・・・

数ヶ月経ち、博士論文の口頭試問の準備の時期になったのですが、私が博士論文を書くために使っていたデスクは夫のものとなっており、準備をする場所さえありません。時間も場所もなく、一体どうしたらいいのだろうと実家のデスクの前でまた泣きました。

思うように準備ができなかったものの、下の子が4ヶ月の時に迎えた口頭試問は無事に終わり、どれだけ嬉しい気持ちになるのだろうと思っていたのですが、驚いたことに何も達成感がなく、嬉しいのか嬉しくないのかもよくわかりませんでした。

口頭試問で指摘された訂正箇所を、残りの力を振り絞って完成させ、数ヶ月経って、自宅に届いた博士課程の修了証書を見せても、家族からの反応はほとんどなく、とても虚しい気持ちになったのを覚えています。

欲しかったものは全て手に入れたはずなのに、「幸せ」は遠くに逃げるばかり、一体何のために頑張ってきたのだろうと虚無感が襲ってきました。今思えば、当時の自分には自覚はなかったのですが、「これさえ手に入れれば」と自分に足りないものを足し続けていたのだと思います。

そうこうしているうちに、違和感を感じ続けていた夫との関係が悪化していきます。夫とのコミュニケーションがどうしてもうまくいかないのです。相手を変えることはできなから自分を変えるしかない、と、ヒプノセラピー、ゲシュタルト療法、コーチング、瞑想、自己啓発セミナーなど、さまざまなことを試しました。マインドフルネスの学びは今でも役に立っていますし、セミナーで出会った仲間は何者にも変えがたい宝になりました!が、根本的には何か別のところに問題があるような感触が残っていました。

今自分が置かれている状況を理解したくて、産後クライシス?など、色々と調べているうちに「カサンドラ症候群」という言葉に行きつきました。発達障害(と一括りにするのは乱暴なことは重々承知ですが)的な特性を持つ人をパートナーに持つ人が心身の不調に陥ることを総称してカサンドラ症候群というそうです。

「自分はこれかもしれない!」と思って本を貪るように読んだり、オンラインの自助会に参加したりしてみましたが、解決策は別居や離婚しかないようで、小さな子供2人抱えてそれも難しい、と、結局持続するイライラを抱えたまま、我慢を続けていました。今思い返すと笑い話ですが、イライラがつのって、誰もいない部屋で椅子を振り回して椅子の脚が折れたり、フライパンを投げて歪んで使えなくなったこともありました。

子供に感情的に当たってしまうこともあり、その度に「子供に悪影響が出たらどうしよう?」と自分を責めては苦しみ、博士課程修了後の自分の働き方も迷子になって、年金の条件が良い常勤にならなくてはと焦っていました(今思うとなぜ年金?!と突っ込みどころ満載ですがw)。

夫も夫で当時の職場環境のせいかピリピリしていて、極め付けは、夫が買ってきた食パンを「これは何?食パンあるのにな〜!」呟いていたら、別室にいた夫が怒り狂って出てきて、食パンを床に投げつけ、今となってはなんと言ったか覚えてないのですが、怒鳴られました。私は怖くなって「ごめんなさい、ごめんなさい!もうやめて!!」と半泣きで懇願。それを見ていた当時1&3歳だった子供たちは号泣。

女性の「ごめんなさい!もうやめて!」という叫び声と、子供たちの泣き声が聞こえてきたという理由で、近隣の方が警察に通報。ぞろぞろと現れた警察官の方々に事情を話すと、そこから児童相談所にも連絡が行くことになりました(夫婦喧嘩を子供に見せるのは精神的虐待にあたるそうです)。

この時、正直心底ホッとしたのを覚えています。

今まで誰にもうまく言えなかった、我が家の問題にやっと他人の目が入る。きっと誰かが私の味方をしてくれるだろう。きっと私が楽になる方法を何か教えてくれるだろう、と思ったのでした。もちろん児童相談所の方々は私の様子を心配して、話を聞いてくれてとても支えになりました。それでも、生活が変わるわけではありませんでした。

魅力覚醒講座に出会ってから

そんな状況だったので、自分の負担を減らすにはまず家事を減らすしかない、といわゆる家事効率化に関する情報を読み漁っていました。

その時に出会ったのが、「嫌なこと全部やめたらすごかった(小田桐あさぎ著)」と「主婦業9割削減宣言(唐仁原けいこ著)」の2冊でした。それぞれの書籍の末尾にあった公式LINEに登録したところ、2022年1月に行われる小田桐あさぎさんの無料セミナーの案内が送られてきました。

黄色の表紙のこの本!それまで読んでいた家事の時短術に終始していた本に比べて、マインド面に触れられていたのが印象的でした。
もう一つはこっち。「無理ゲー」ですよね??そりゃそうだ!
この本と、もう一つの「私、ちゃんとしなきゃを卒業する本」はKindle Unlimitedで無料で読めるので、ぜひ!!あと、今、ブログシェアキャンペーンで無料でもらえるそうです!詳細はリンクから

子どもがいてバタバタなので「できれば聞こう」くらいに思っていたのですが、ちょうど前日の夜に持病の片頭痛発作を起こし、休みたくて休みたくて泣きながら家出同然に実家に帰って休むことになりました。

実家では36時間ずっと横になり、合間にベッドの中からスマホであさぎさんのセミナーを試聴する、の繰り返しでした。それまであさぎさんのことを知らなかったので、「どんな人なんだろう??」と見始めたのですが、派手な見かけとは裏腹に言っていることは本質的だなというのが第一印象でした。普通に話が面白いし、とにかく今の自分の状況をなんとかしなくては、日本の女性の置かれている状況には何か問題ある、と思っていた私には響く内容ばかりでした。

36時間寝続けたらイライラが消えた!とびっくりしたのでそのことをインスタにも投稿しました

最終的にはあさぎさんの主宰する講座の申し込みをしたのですが、それまでの私としては最大級価格の買い物だったので、とても緊張しながら申し込みのボタンを押したのを覚えています。翌日に至るまで、本当に良かったんだろうかとドキドキしていました。(講座に入ってから、多くの他の講座生たちも似たような気持ちで申し込みをしていたことを知りました!)

私の場合は、講座に入って、状況が簡単に好転していったわけではありませんでした。自分で選んで受講したのに、ハイブランドで身を固めているあさぎさんはギラギラしているし、生活の様子もなんだか私が元々憧れていた「丁寧な暮らし」風ではもちろんありません。「こんなライフスタイルに憧れていたわけではないのに、この講座で良かったのだろうか」と落ち込んでしまったのがまず最初。

その後、講座の受講中に、子供の保育園転園を諦めることを決め、それまでの今までの色んなことが噴出したのか、一気に精神不調に陥ってしまいました。その時、落ち込んだ自分丸出しの投稿に温かい言葉をかけてくれたのは講座生のみんなでした。

「精神科受診してもいいんだよ」「私も通ってるよ」などの声とともに、「今までのことを時系列にメモにして持っていくといいよ!」と教えてくれる人さえいました(私、医者なのに!!)。

素直にそのアドバイスに従って、大学ノートの切れ端に今までの経緯を書いて受診しました。これが、それまで無意識に握りしめていた「私、医者なのに(ちゃんとできてない)」「私、医者だから(ちゃんとしなきゃ)」をほんの少し手放した瞬間だったと思います。

精神科通院をきっかけにそれまで続けていたコーチングを中止せざるを得なくなり、講座生仲間のカウンセラーにお願いしてカウンセリングを開始しました。自分のことを知るための講座にも入って、自分のことを色々な形でアウトプットすることを始めました。

ギラギラしたあさぎさんの言うことを聞いてていいのか?という疑問も、講座を受けているうちに自然に解消されていきました。あさぎさんのライフスタイルを目指さなくてよい、みんなそれぞれの好きを追求して、自分らしさを発揮すればよい、というメッセージが、あさぎさんからも、講座生からも、伝わってきたからです。

実際に講座に入ってコミュニケーションをしてきた仲間たちは、自分の人生に対して真面目な人たちばかりでした。「とにかくもっといい人生にするためにお金を払った」という共通点だけで多くの女性たちとつながるというのは、私史上初体験で、どんどん世界が広がっていきました。

自分のことを少しずつアウトプットして、仲間とコメントのやり取りや直接話したりのコミュニケーションを続けていきました。自分にとって意外なことや、サッとは受け入れられないことを言われるときもありましたが、「どうして自分はそう感じるの?」と考えてみることで、自分の本音や考え方に気付くことの繰り返しでした。

色々な方法で自分に向き合っていると、精神不調が改善してくると同時に、少しずつ少しずつ本当の自分の声、私の中の小さな自分「リトルあいあい」の声を聞けるようになっていきました。昼ごはんに何を食べる?と言う小さなことから自分の「こうしたい!」を叶えてあげると、また次の「こうしたい」が芋づる式に出てくるようになりました。

この過程で、それまでの私が自分の本音にかなり蓋をしていたことに気づきました。今思えば、それまでの色々なセラピーが効果なかったのは、私が自分の本当の気持ちに気づかないあまりに、セラピーの場でも本当の本音で話していなかったからだと思います。(実際に、魅力覚醒講座受講後に受けたコーチングでは、コーチの言うことがすごく心と頭に入ってきて驚きました!)

そして恐ろしいことに、それまでの私はそのことに気づいていませんでした。

進路も、職業も、留学も、結婚も、自分で選んで自分で決めてきました(今思えば、家族の誰にも相談できなかったのです)。

だから、私は好きなようにやってきた、と思っていました。それなりにワクワクしていたし、楽しかった。でも、どこかで「これなら誰にも文句言われないだろう」「これならお母さんも納得するだろう」という打算もあっての決断ばかりでした。

本当の本音、柔らかくて、人に打ち明けるのが恥ずかしいような本音、「もっと私のことに構ってほしい!」「私だって頑張ってるのに!」姉の感情が爆発するのを恐れていたあの頃に蓋をして、そしてそのままになってしまっていたようです。

少しずつ「リトルあいあい」の声を聴いてはそれを実現させてあげる日々が続き、一つずつ試しながら、冒頭で書いたような変化がおきて行ったのです。

試行錯誤しながら家事の手放しも進みました。家事代行さんに来てもらう回数を増やし、保育園の送迎をファミサポさんにお願いする頻度を増やしました。ミールキットを一通り試した結果、納得のいく冷凍食品を見つけて定期購入をしたり、また見直したり。

特に、実は好きではなかったけど当たり前と思ってやっていた(これも自分と向き合っていたら気づいたことです)洗濯を完全に手放せたときの開放感といったら!!

中古のマンションを購入し、リノベをすることになったのですが、その計画のサポートも講座の仲間に依頼(ライフオーガナイザーやインテリアデザイナーもいるんです!この過程でも自分の「好き」と向き合いました)。今年の4月にその心境に転居して、家事楽設備で夫に大きく頼らずとも家事削減ができるようになりました。

そのほかの細かい工夫も色々合わせて、常に見直しをしている家事ですが、以前に比べたら7割程度は削減できているのではないかと思います。

仕事も本当にやりたいことかどうかをよく考えてから引き受けるようにし、職場スタッフの理解もあって、日々のルーチンワークも本当に必要な所だけを残して少しずつ削減しました。結果的に仕事がしやすくなり、時間あたりでみれる患者さんは増えました。

今の私に必要なのは、年金のために常勤になることなんかではなく、私らしく仕事をすること、それが許されるのは非常勤勤務と気持ちよく決めることができました。

これらの工夫で、心身が少しずつフワッと軽くなっていった感覚を今でも覚えています。

講座終了後にヨガ講師の資格を取れたのですが、みんなが集客に困る初めてのクラスは講座の仲間のおかげであっという間に6名集まり、しかも念願の見守り保育付きヨガクラスとして開催することができました。自分がしんどかったときに救われた保育付きのヨガクラスをどうしてもやってみたかったのですが、それを最速で叶えられたのです。

初めてのヨガクラス
子供がわちゃわちゃしてていいでしょ?

正直、今も夫との関係はうまく行っているとは言えないのですが、子供への罪悪感に駆られて、焦って夫との関係を良くしようとすることはやめて、その前に自分の中の小さな自分の声を聞くようになりました。夫との関係の中にある自分でなく、自分そのものを優先できている感覚があります。自分の感覚を優先して行くことで、いわゆる「カサンドラ」の状態は抜け出せました。夫との距離を保つことで、夫に対するイライラは激減。子供の前で、揉め事を見せることはぐんと減りました。

何より、毎日「幸せ」「嬉しい」「楽しみ」と言う気持ちを味わえる瞬間が確実に増えてきています。講座卒業直後は、それが目の前のことだけだったのが、最近は、少し先の未来に向けてもこの気持ちを持てるようになってきています。そして、最近では「自分がこういうことやりたいな!」と思っているとそのチャンスがちゃんと目の前に来ることを実感し、講座を卒業してもなお変化し続ける自分に驚いています。

これからの自分の生き方も、自分のワクワクする気持ちを優先して決めていこうと思っています。仕事関係で出会う学生さんや若者たちにも、「結局ワクワク優先が一番効率がいいよ」と力をこめて伝えています。

自分でもびっくりしているこの変化が起きたのは、講座内容そのものだけでなく、講座の中で用意されている、安心できる環境で、自分の感情や思いをアウトプットして、自分に気づき、そして仲間に支えてもらってこそだったと思います。

その後、あさぎさんの見た目はさらにけばけばしくなり笑、私の好きな感じからはまたどんどん離れて行っているのですが笑笑、今はあまり気になりません。毎度、わ〜こうきたか〜?!こうなったか〜?!と楽しませてもらっています。どんどん願った世界を叶えていく姿にいつも勇気をもらっています。ホントにすごい!

そして、私の周りには同じように自分の人生に対して大真面目な講座の仲間がいて、私も、これからも楽しいことをたくさんしていく!という決意を日々固めています。

最近の私と子供たち
前よりずっといい表情の写真が増えてきたんですが、自分のちゃんとしたプロフィールにできそうな写真はまだなくて、来月カメラマンの方に撮影してもらう予定です!

最後に

講座内で「イライラママを卒業」というイベントを何回か主催し、そこで、子育てのイライラについて誰にも言えず、こっそり悩んでいるママがなんと多いことかと痛感しました。

『ママのイライラは日本の喫緊の課題だ!!』と痛感し、一体どうしたらいいのだろう?とあれこれ考えました。

私がやってきたことは研究だから、この分野で研究したらいい?など考えたりもしましたが、結局一番確実な最初の一歩は、今までの私の話を人にシェアしていくことだと思いました。

「あんなに大変だった私も、ここまで来れた。まだまだなところもあるけど、まだまだ何かできそうと思ってる。」

この話をすることで、もしあなたの力になれたら嬉しいです。

そして、もしあなたが、以前の私のように、しんどい思いをしているとしたら、

「大丈夫、私もそうだったから。一緒によくなる方法探そ!」

と言いたいです。

そして!あさぎさんの3日間無料セミナーが3月25-27日にオンラインで開催されます。もし少しでも興味があるなら、ぜひ覗いてみてほしいなと思います。

私が運良く?!片頭痛に倒れ、実家の布団の中からこっそり見ていたこのセミナーが、自分を本音を知る旅のスタートだったから!

そこまで重々しく捉えなくても、だらだらテレビを見るよりはずっと面白いエンタメだと思いますw(あさぎさんの話は普通に面白い!)

セミナーを見るための詳細は❤️こちら❤️
(アメブロに接続します。ギョっとするバナー画像に負けずにw、ここにある公式LINEに登録すればセミナーが見れるようになってます)。

相変わらずのギラギラバナー!!✨眩しいっ!どうかこのギラギラに負けずに覗いてみてほしい!!

セミナー最後に次期の講座の募集もあると思いますが、そこはスルーしても全然OK。でも、もしも、あなたが申し込みされるようなら紹介者名に
            【 696 あいあい 】
と書いていただけたら講座のサポートします!

私と面識がなくてもOK、日本の女性が置かれたこの状況をなんとかしたい!という私の気持ちに賛同してくれたら嬉しいけど、そんなことはともかくとして、自分の生活なんとかしたーい!と言う方ならどなたでも!!

今までに4名の方(医師2名)が私の紹介で講座に入られ、現在まで不定期に振り返り会をしているのですが、これがだんだんいい感じの場になってきているんです。これからもこの場を充実させていきたいなと思っています。

最近やった振り返り会の一コマ。
やってるところのスクショとかあればいいんだけど、撮ってませんでした💦

働く世代の女性やワーママが少しでも楽になるための、「一緒に良くなる方法を探す」場づくりのための活動も少しずつ始めています。よければ私のInstagram アカウントを覗いてみてください。

私のインスタグラムアカウントはこちら〜

最後の最後に、この話を読んでの感想をいただけるとすごく嬉しいです。できたら「あなたの話」も聞かせてください。
Instagramにお気軽にDMください!講座についての質問ももちろんどうぞ。

めちゃくちゃ感謝です!

いやー、これだけの長ーい長ーいお話、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。本当に感謝しています❤️

今日、あなたにも少しでも「嬉しいな」「幸せだな」と思える瞬間がありますように心から祈っています!!!


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