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教育研究が気になる今日この頃

元々歴史研究を続けながら、高校の教員になるのが夢でした。中学の勤務になり、土日フルで部活があったため、1、2年は共著の執筆に関わるなど、頑張りましたが忙しすぎて、すぐに諦めました。現在はたまに後輩が企画する研究会に顔を出す程度です。


とにかく、もう古文書が読めないのと、地方にいると史料集めが大変なのとで、歴史研究はほぼ諦めています。定年後に趣味程度でできたらいいなとは思っています。


となると、気になるのは、教育研究の方。自分の行っていた大学には、社会科教育の研究室もあり、院の授業も出たりしていましたが、現場の先生にインタビューしにいったこと、指導案を作ってみたこと以外あまり記憶にありません。それよりは、法学や哲学の授業の方が深く印象に残っています。


教育研究って一体何をするのだろう・・・。
まぁ、論文読みなさいという話になりそうですが。


今行っている「学び合い」の授業は1番研究しがいがありそうです。
5年ぐらい前に教えていただき、ここ1年ぐらいで、毎回の授業に取り入られるようになりました。

学び合いについては、模範解答を用意せず、何人かのワークシートを教員がチェックし、その後は生徒同士でチェックし合うという、自分なりのアレンジを加えているとはいえ・・・

研究されつくされていて、実践している先生もかなり多く、学校全体で取り組んでいるところもあるぐらいなので、個人研究として扱うことができなさそうです。


次に考えたのが、iPadの活用です。
今思えば、約10年前。私物のiPadを使って、特支の生徒達と学んだのが原点です。

自分もiPadが使えるようになり、だいぶ仕事がしやすくなりました。でも、もっと効率化することができると思っています。教員側も、生徒側も。特に思うのは、タブレットの良さはペンなのに、何故どこの自治体もキーボードなのだろうと。


方向性としては、教育DX(デジタルトランスフォーメーション)的な感じでしょうか・・・。まだまだ不勉強でよくわかっていませんが。


研究できるとしたら生徒側の活用ですが、興味があるのは教員側の活用です。
研究が成り立つのかどうかは分かりませんが。


周りはみんな教育学部の出身なので、教員研究にスムーズに取りかかれていますが、歴史研究研究出身の私としては、研究とはどういうものかは大体分かるとしても、どんな内容が研究として扱えるのか、さっぱり分かりません。
教育学部だったのに・・・。


夏休みに先行研究を調べ、めげずに方向性を探ってみようかと思います。

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