人生の8割は「誰と一緒に過ごすか」で決まる

via 「みんなと仲良くしなさい」

子供のころ、そう言われて育った人は多いのではないでしょうか。

でも、おかしいと思いませんか。

例えば、"何にお金を使うか" は、「毎月決まったお小遣いでやりくりしなさい」「お年玉は貯金しなさい」「無駄遣いはしてはいけません」など、子どもでもシビアに教育されることが多いです。…

人生においても、ポーター論における「ポジショニング」は必要だと私は思います。つまりは、誰と付き合うかを自分自身できちんと選択した上で、自分の立ち位置を構築するという事です。但し、その前に「何のために」という目的が重要になります。目的があって始めて、「誰と付き合うか」が決まります。

「楽しむ」という目的があるならば、「趣味や価値観の合う友達」がベストになります。
仮に、「忍耐と知恵を鍛える」という目的ならば、「角が立つ言葉を発し、腹立たしい行動をするような人間」を相手にしていた方がベターになります。
或いは、「イノベーションを起こす」という目的ならば、「全く趣味や価値観が異なる友達」と一緒に行動した方が革新を起こせる可能性は高まります。

勿論、趣味や価値観の合う友達といると楽しいので最も重要な場です。そこはセーフティーゾーンとして心理的安全性が確保できる場としておきながら、自分自身を成長させることを目的とした「チャレンジする人間関係」も築いた方がいいのではないでしょうか?

人間関係も「策に三策あり」という感じで、3つの居場所を作るというのも良いのではないでしょうか?
例えば「自分を鍛える場」、「イノベーションを起こす場」、「心理的安全性が確保できる場」など。
言うは易く行うは難しで、私も必ずしも実行出来ている訳ではありませんが、選択肢を複数残しつつそれらを自分で選択できる状態にしておくという事も、ポジショニングの一つと言えるのではないかと私は考えます。


#NewsPicks 2019年1月14日投稿

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