自分の心に気づけた夜
日曜日の夕方
母と娘と談笑しながら
気づいた事があった。
家を出るまで
私は日曜日が辛かったんだ。
夫は話しかけたことに対して返事が無いと機嫌が悪くなり、
家の中の空気がピリピリする。
だけど夫は人に伝える会話が出来ないから、
私は夫の言っていることが良くわからない。
何度聞き返しても
モゴモゴと独り言のように
話しているだけで聞き取れない。
夫の言葉を聞き取れない
理解できない私を夫は蔑む。
蔑まれた私は
ますます自分に自信を失う。
でも夫の機嫌を損ねないために
夫の言葉を聞き漏らさないように
一日中神経を張り詰めて
夫のご機嫌とりするのが日曜日。
それが当たり前だと思っていた。
「辛い、苦しい」
と言う思いに蓋をしてきた。
その蓋が外れた夜
私は夫の夢を見た。
私は夢の中で怒っていた
夫に自分の気持ちを
大声で怒鳴りつけていた。
そんな夢を一晩に3~4回見た。
その度に私はうなされて
隣で寝ている娘に起こされた。
夢には深層心理が現れていると
言われている。
大声を上げて怒っていた私が
私に蓋をされて隠されていた
本当の私だったんだ。
今になってやっと
日曜日が辛かった自分に気づけた。
1つ進歩した。
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