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あなたは、何感覚が優位?(特性活性)

今回は、NLPの学問の中で取り上げられる、VAKモデルについて、書いていきたいと思います。

人は、見たり、聞いたり、触ったり(嗅いだり、味わったり)して、五感を使って、情報を取り入れています。

ここで注意すべきことは、人は、どの五感も同じような感度で使えているわけではないということ。

私自身、耳が悪いということもあり、【視覚】が優位に働いています。

悪い部分が、明確にある人はともかくとして、普通の人は、自分が、どの感覚を優位に使っているか?
あまり、意識してないように思います。

でも、この違いが分かるとですね、
コミュニケーションミスだとか、あるいは、教育ミスがだいぶ減ると思っています。

まずは、どういうことか?
見ていきましょう~~。


◆話のきっかけは

とある、知り合いの親子の
「子どもの成績が~~」という、ごくごく当たり前の悩み(会話)から、

「もしかして、お子さん、【聴覚(聴感覚)優位】なんじゃないの?」という氣づきが紐解かれて、
親の方は、【視覚(視感覚)優位】なものだから、
「見ればわかるのに、どうして、わかんないんだろう?」と思ってたみたいです。

でも、お子さんが聴覚が優位で、視覚が優位でないとすると、それを逆手に取った勉強法に切り替えることで、成績改善するかも!?という風になったんですね。

その後、インスタライブや、クライアントさんとのZoomで、このVAK(五感・感覚)の話をしたら、
結構な割合で、
「私、聴覚(聴感覚)優位かも」という方が出てきて、

中には、
【歴史の教科書を音読⇒録音⇒聞いて覚えた】
その結果、試験の結果や成績がUPしたという話も出てきました。

他にも、過去に、
「学校の教科書がレコードだったら、いいのに」という視覚教育に悩まされた人の発言(直接聞いた訳ではなく、その人のストーリー冊子で知った話です)

聴覚が敏感過ぎて、人混みでの、余計な話を聞きすぎて、波動摩擦を起こしている友人の様子などを、見たことがあり、自分とは違う感覚が優位の人の苦労(?)を知ったのです。

◆前職でも・・・

実は、前職では、トップが聴覚優位の人で、視覚(メール)からの情報は頭に入らないということを、勤めて2年近く経つまで、知りませんでした。

だから、朝礼が、口頭連絡という、今どきのデジタル時代ではありえないような時代錯誤(?)とも、思える体制で、聴覚に難ありの私としては、非常に働きづらい職場でした。

なんで、こんなに、メモも取らずに話を聞いたり、話をしているんだろう?と思ったものです。
また、在職中には、次々に新しいスタッフが入ってくるのですが、
「目で見たらわかるだろうに」ということをミスする人が、何人かいたものです。

今思うと、視覚優位ではなかったのでしょう。

「見れば、わかるのに」
「聞けば、わかるのに」
「触れば、わかるのに」

そう感じる体験がこれまでにあったとしたら、その相手(他人)は、
「見ても、理解出ない」
「聞いても、理解できない」
「触っても、理解できない」
逆優位の特性を持っていたのかもしれません。

◆VAKとは?

ここまで、説明もせずに、話の流れだけを書いてしまいましたが
そもそも、VAKとは・・・

視覚(視感覚)・・(Visual)
聴覚(聴感覚)・・(Auditory)
体感覚(触覚、嗅覚、味覚)・・・(Kinesthetic)
の3つに、分類する考え方です。

視覚優位の人は、「見れば、理解できる」
聴覚優位の人は、「聞けば、理解できる」
体感覚優位の人は、「触れば、理解できる」「嗅げば理解できる」「舐めれば理解できる」ということになるんだと思います。

中には、「理解できすぎて、他の人が理解できないのが、理解できない」というジレンマもあるかと思います。

例えば、嗅覚が鋭い人には、自然香料であれば、いろいろ嗅ぎ分けて、敏感にわかってしまうところを、(強い香りの)科学香料が氾濫することで、
「この臭い無理!」という、いわゆる【香害】という苦しみを味わうこともあるようです。

また、味覚音痴の人と味覚が敏感な人とでは、食べられるモノも違ってくるでしょう。
味覚音痴な人であれば、より濃い味の「ジャンクフード」を好むでしょうし、味覚が敏感な人であれば、「出汁」の違い、素材の違いでも、敏感に感じ取ってしまうことでしょう。

味覚とか嗅覚などは、優位・逆優位では、一緒にいられないほどの、差というか、「すれ違い」というか、生み出してしまうのは、なんとなく伝わるでしょうか?

それと、同じぐらい、家庭の中、学校の中、職場の中でも、VAKのどれが得意で、どれがそうでないのか?を知らないと、すれ違いが起きやすいかもしれません。

変な話、私の家庭では、私以外、特に男家族(父・兄・弟)は、聴覚が鋭く、私の聴覚が苦手なことを最後まで理解してくれませんでした。

◆私の場合

聴覚が優位ではないため、
実は、「聞いた通りに覚えられない」ということがあります。

どういうことか?

【要約して】聞いてしまうんですね。

要約しながら、聞いているものだから、いわゆる【議事録】は、上手に作れてしまったりします。

なので、議事録を頼まれることがあったりしますが、当たり前に依頼されることが続くと、私自身、「聞くこと自体がストレス」なので、途中でギブアップというか、拒絶することもありました(社外では特に)

元々、身体的に、聴力が弱い訳なので、聴覚も必然と弱くなりますが、普通の人たちは、自分がどの部分(感覚)が強くて、どの部分が弱いなんて、普段は意識してないと思います。

当然、聴覚が優位ではない私なので、文字や映像のない、StandFMとか、Voicyには、苦手意識があります。一時期、流行った、ClubHouseも、メチャクチャ苦手でしたねぇ。ディスコードなどの音声通話も、あまり得意ではありませんでした。

逆に、視覚、それも文字情報が好きなので、X(旧Twitter)やFacebookの方が、どうしても、安心感を持ってしまいます。(チャットなども同様です)

YouTubeやInstagramなど、映像と音声の両方を持ち合わせている、SNSには、最初は、どうなんだろう?と思ったけれど、今となっては、少しずつ面白くなってきたところです。

だから、各種SNSで、同じ情報を流しても、VAKによると、それをどの感覚を使って情報収集するか?ということになると思うので、受け取り手は、違うから大丈夫ということになるんだと思います。

◆簡単なVAKテスト

ここまで、来ると、大体「自分は、〇〇感覚が優位かな?」と思えてくると思います。
多分、それで、大体合っていると思いますが、簡単なテストを載せておきますので、チェックしてみてください。

(質問)
あなたは、ある洋服が欲しくて、洋服屋さんに行きました。
そして、試着しているところを、店員さんに声を掛けられました。
どんな、声がけがあると、買う氣になるでしょうか?

A:この洋服は、自然素材でできていて、肌触りの良いんです。
B:この洋服は、今話題で、着ていると、人に褒められると思います。
C:この洋服は、シルエットがきれいで、見た目がかっこよく写ってます。

(答え)
A:体感覚優位
B:聴覚優位
C:視覚優位

Aの人は、肌触り、自分の感覚を大事にします。
Bの人は、人からどう言われるか?を意識しています。褒められると言われるのもポイントが高いです。
Cの人は、どう見えるか?が大事になってきます。

ちなみに、厳密に、感覚優位は、「これ!」と1つに絞るものではなかったりします。

特に洋服の場合は、
「きれいに見えても、きつかったり、肌触り悪かったら、やめるわ」という、視覚優位⇒体感覚優位ということもあると思います。

また、人によっては、
「今はキツイけれど、そのうち素材が伸びてきたり、自分の体形も変わるだろうから、見た目重視でいいかも」という判断する人もいるでしょう。

あくまでも、このテストは、正解を探すものではなく、特性や優位性の見極めのヒントになれば良いかなと思っています。

◆大事なことは・・

人と自分は、必ずしも、「同じではない」ということ。

【価値観が人それぞれ】
というのと、同じぐらい、感覚優位なのが、人それぞれ違う。

聴覚が優位でない人のことを、聴覚が優位の人がマウント取るものでもなく、
「あぁ、あなたは、耳からの情報が苦手なのね」と理解しあうためのもの。

私は、メモを置いておいてくれると助かるし、
人によっては、口頭で伝えてくれる方が記憶に残る。
人によっては、メモや口頭だけじゃなく、実際に体験させてくれれば、覚える。

それを理解し合う、社会・組織・チームを作ることが大事なんだと思います。
それこそが、相互理解であり、相乗効果を生み出すものだと思っています。

自分と違うことを排除するのではなく、違いを認める。

これが、今は、どれだけできているか?
ということなんだと思います。

生きやすい世界って、こういう、特性理解、相互理解、思いやりから、始まるものだと思っています。
この感覚優位の話から、始まったことですが、最後まで、読んでみていかがだったでしょうか?

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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