気が付けば、１１月もあと数日で終わります。
数本の下書き保存の記事を残しながら過ぎていった今月。
先月と同じでした。
１１月が始まった１日に初雪が降り、キノコ仲間の寒さ対策を考えながら走り回っていた森のキノコです。

この季節はもうクリスマス色一色になります。
そして日本でいう「師走」も前倒しのように、いろいろ忙しさを増していきます。
気が狂いそうなのが正直なところですが、でも、クリスマスのディスプレーや、街のざわめき、そして我が家の小さいツリーのライト、そして一番最高なのは、ラジオから流れるクリスマスの曲がたまりません。
この時期が一番好きかもしれません。

暖かい光と、暖かいおうち、そして街行く人たちの笑顔。
心までが温かくなります。

心が温かくなる、といえば、金曜ドラマの「きのう何食べた？」
ケンジさんとシロさんそして彼らを取り巻く人たちのドラマ。
時差の関係もあって、見る前にヤフーニュースのコメントでほっこりしてから見る、これが私の最近の週末。
どんなに忙しくても外せない、この時間。
ヤフーのコメントにもあったけれど、金曜のまったりとした時間にはぴったりの温かいドラマ。
ホントそうなの！！！！と友達に紹介したいくらい。
何がいいかって？
この「何気ない日常の中にある優しさ」
ひとりひとりが誰かを思って、日々を過ごす。
特別なことでもなんでもなくて、どこにでもある風景。
好きな人と暮らして、年を重ねていく。
その中にある、当たり前の親の問題や、仕事、そして変わっていく社会。
そんな中でも、こうして寄り添いあえる人がいれば、日々が魔法をかけたように、暖かく静かに流れていくのだ。

クリスマスのギフトは何がいい？
この言葉、聞かれたり、聞いたりの今日この頃。
説明にすごーーーく難しいけど、でもこれが一番私が欲しいものなのかもしれない。
「何気ない日常の中にある優しさを共有できる人との日々」
打って、この言葉を見て、ため息をつく自分。
彼らの人生に私は今、恋をしている、そんな感じです。
そして今ラジオから聞こえてくるのは「エルヴィス」の「ブルークリスマス」そして二重にため息（笑）

「きのう何食べた」は料理嫌いの私に料理をして好きな人と食卓を囲みたいと思わせてくれる、魔法のようなドラマです。

さ、師走が来ます。
金曜だけは、休むぞ、と鼻息を荒くして、今日も夜の１０時まで全力疾走です。
寒い金曜の夜はお勧めです。ケンジとシロさんの暖かな時間。