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HEKKのデザイナー組織の紹介 | カカリアスタジオ スタッフアドベントカレンダー2021 - Day.25

この記事は「Happy Elements カカリアスタジオ スタッフアドベントカレンダー2021」の25日目の記事です。

今回のアドベントカレンダーでは、Happy Elements カカリアスタジオのスタッフに『カカリアスタジオの仕事』をテーマにインタビューを行っています。様々な職種のスタッフが、どんな仕事を担当したのか、普段どのような考え方でモノづくりをしているのかをご紹介します。

2021年のアドベントカレンダー 最終日の25日目はデザイナー職群全体のチーフデザイナー K.Aさんに「カカリアスタジオのデザイナー組織」をご紹介いただきます。

はじめに

Happy Elements株式会社 カカリアスタジオのチーフデザイナー K.A.です。
この記事ではカカリアスタジオのデザイナー組織とその取組についてを紹介します。

カカリアスタジオの現在の全従業員数は、2021年12月10日時点で 261名です。

そのうち、デザイナー職群(一般的にはクリエイティブ職とも呼ばれます)のスタッフは、学生アルバイトを含めて 114名 となっています。

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カカリアスタジオでは、2Dアートワークにおいて安定かつ高水準のクオリティを追求し続けており、それを実現するために ほぼ全て内製のスタッフのみで対応している という特長があります。

デザイナー職群は、

・イラストレーター
・アニメーションデザイナー
・グラフィックデザイナー
・3DCGデザイナー

の4つの職種に分かれています。

それぞれが専門とする領域を担当し、各ゲームタイトルの開発と運用を行っています。

カカリアスタジオはいわゆるプロジェクト型組織で構成されており、スタッフは全員がいずれかのグループに所属をして業務にあたっています。

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※ 概要説明のための図なので、実際にはグループ数、人数比率などはこの通りではありません。

職種単位で組織化をせず、グループとしてまとまっているのは、会社のビジョンである 「熱狂的に愛されるコンテンツをつくる」 に取り組むため、会社の文化として担当するゲーム・コンテンツへの高い熱意と当事者意識を大切にしているからです。

そのため、職種で横断的な組織というのは存在しないものの、グループを横断して解決するべき課題や、取り組みなどを実践していくため、カカリアスタジオではデザイナー職群全体を俯瞰する立場としているチーフデザイナーと、それをサポートするために各職種から選ばれたチーフ補佐、そしてそれぞれのグループにおける業務の主担当者を交え、定期的にコミュニケーションを図りながら、横断的な協力体制や様々な施策を実施しています。

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※ 概要説明のための図なので、実際にはグループ数、人数比率などはこの通りではありません。


制作環境

カカリアスタジオでは 「ユーザーファーストのためのクリエイターファースト」 を経営理念に掲げており、デザイナーをはじめ、全ての開発スタッフが制作に集中できる環境づくりとその提供に努めています。

職種や業務内容によって差異はありますが、概ね以下の制作環境を標準のものとして、社員・アルバイト問わず希望に応じて用意しています。

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これ以外にも、必要に応じて素材や資料の購入を簡単な申請で受け取ることができる仕組みであったり、個人のスキルアップを目的としたツール・備品利用の許可などといった制度も備えています。


社外に向けた活動・取り組み

あまり知られてはいませんが、カカリアスタジオではこれまで関西近郊にある美術系の大学・専門学校と連携し、 特別授業の実施や、夏期集中インターンシップ を行っています。

カカリアスタジオはこれまで多くの学生の方々にデザイナーアルバイトとしてご協力いただきながらゲームを作り上げてきた歴史があり、今後も優秀な方々との出会いを大切にしていきたいと考え、継続して様々な取り組みを行っています。

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※ 上段:京都芸術大学 キャラクターデザイン学科特別授業(2019年)
 / 下段:サマーインターンシップ(2018年)

現在では、対面で行うような施策やオープンなイベントを実施しづらい状況となっているため、活動としては限定的となっていますが、いずれは広く参加をしていただけるような機会を考えています。


育成推進室

また、近年では 「育成推進室」 と呼ばれる、常設のインターンシップに近い仕組みも導入しています。

これは、学生を対象にアルバイトと同等の条件のもと、業務ではないいくつかのトレーニング課題・カリキュラムに取り組んでもらい、修了時のグループ配属に向けて中長期的に技術向上を目指してもらう制度となります。

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これは、イラストレーター、グラフィックデザイナー、アニメーションデザイナーの3職種を対象として行っています


デザイナーから見たカカリアスタジオの特長

デザイナー目線でのカカリアスタジオの特長を大きくまとめると、以下のようになります。

・比較的少数で対応しているため、一人ひとりの裁量が大きい
・いずれかのグループに所属するため、開発・運営に注力できる
・自身が得意とする専門領域に特化して業務を行うことができる
・「クリエイターファースト」を掲げ、制作に集中して向き合える環境がある
・自社IPコンテンツでのゲーム開発ができる(他社IPコンテンツを利用していません)
・京都で働くことができる(オフィスは四条烏丸にあります)


デザイナーを多く抱えながらも、自社で企画・制作・運営を行うタイトルのみを扱っているため、いずれの職種も業務を通じて作品に深く関わることができる ── というのが、他にあまりないカカリアスタジオならではの特色だと言えます。


おわりに

Happy Elements株式会社 カカリアスタジオのデザイナー組織と取り組みについて紹介しました。

興味をもってくださったデザイナーの皆さま、 関西在住の方はもちろんのこと、Uターン、Jターン、Iターン、Oターン転職いずれも大歓迎 ですのでよろしくお願いいたします。


(ー K.Aさんありがとうございました!)

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