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グルタミン酸ナトリウム

こんにちは。ゆいです。

友人たち何人かと食事に行ったときに、ある人が「チャーハンを作るときにウェイパーを使うのをやめた」と言っていました。代わりに味の素を使うと。私は心の中で「一緒やん」と思っていました。

その人曰く、グルタミン酸ナトリウムはうまみ成分らしいんですよね。ついつい、私は反論してしまいました。「いやいや。グルタミン酸はうまみ成分かもしれないけど、グルタミン酸ナトリウムは別物だよ。ただの化学調味料。(食品)添加物です。」
ちょっと場が凍り付いてそのまま会話は終了。その後すぐお会計して帰りました。閉店間際だったのである意味ちょうどよかったのかなw

この「廃糖蜜」をエサに、遺伝子を組み替えられたバクテリアが大量にグルタミン酸を吐き出すことがわかりました。こうして作り出されたアルカリ性のグルタミン酸を、酸性の炭酸ソーダで中和して作り出された化学物質が「グルタミン酸ナトリウム」です。
「グルタミン酸」と「グルタミン酸ナトリウム」は異なります。

日本をはじめ中国などアジア諸国では、昔からグルタミン酸ナトリウムを料理に使用してきました。
1968年にアメリカで中華料理を食べた人が頭痛、歯痛、体のしびれを訴えたことで「中華料理症候群」としてマスコミに大きく取り上げられました。その原因がグルタミン酸ナトリウムとされたことも、MSGがよしとされない理由の一つのようです。

「ウェイパーを使うと本格的な中華料理の味になる」というのをよく聞いていたので、なぜ化学調味料を使うと本格的な中華の味になるのか?と思っていたけど、多分もともとの中華料理が化学調味料を使った上での料理ってことなのかな。「中華料理症候群」なんて名前があるくらいなんだもんね。我が家はそういったうま味調味料は使わないので、自宅で作る春巻きと中華料理屋の春巻きの味が全然違う理由も理解できました。

お店でもスーパーでも、安い商品は化学調味料を使っているというのは知っていたつもりだけど、中華料理そのものが化学調味料まみれだと思うと中華料理屋も行きにくくなるなあ…。


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