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『ヨハネによる福音書』

意外に知的なことも好きなので、聖書を読むこともあります。大学の講義で聖書について学んだのもいい思い出です。
好きなのはヨハネ伝(ヨハネによる福音書)第12章24節のキリストの言葉です。「一粒の麦地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、もし死なば多くの実を結ぶべし」アンドレ・ジッドの本ですね。某文豪漫画では織田作の敵役になってた彼でしたが…評論『ドストエフスキー』が結構面白くて好きです。織田作は置いといて。(あらゆる媒体の織田作の存在が好きです。)

そもそもほにゃほにゃ伝とかほにゃほにゃ福音書とはなんぞやの話。聖書を構成する書のひとつです。聖書とは言わば短編集的なところがあります。

私が今回記した『ヨハネ伝』は、福音書のひとつ。福音書とは、イエス・キリストの言行録です。(『論語』みたいなもんですね。イエス・キリスト曰く、みたいな。)
構成順的に、おそらく手元にあるのはプロテスタント向けの聖書かなあと思いますが、宗教に詳しい人見ていても怒らないで。悪しからず。

聖書は別に熟読するものでもないだろうし、教徒でもないのでそんなにきちんと見たわけではないですが、たまに見るとすげえや〜みたいな簡単な感想から、(元気がない時は特に)何してるんだ自分……みたいな悲しい感想まで浮かびます。
でも読んでしまった分には仕方ないので、好きな言葉を最後に見ておしまいにしてます。それがあの「一粒の麦」です。
無為に死ねないな〜と、考えてとりあえず落ち着こうと思えます。有り難きイエス・キリスト〜ありがとうございます。

でも何より、どんな精神状態でも隣にいたりちょっぴり離れてみたりしてくれる、大好きな理解者に感謝…

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