[速習] Bing Chat Enterpriseの始め方 ~Microsoft 365 E5やE3等で利用できる!
Bingの新機能であるBing Chat Enterpriseに関するガイドを書きました。
このガイドは、Bing Chat Enterpriseのライセンスや始め方を理解するのに適しています。
Bing Chat Enterpriseについて
Bing Chat Enterpriseは、企業内でのAIを活用したチャットサービスです。このサービスには、以下のようなメリットがあります。
まず、Bing Chat Enterpriseは高いセキュリティを備えています。ユーザーや企業のデータは組織の外に漏れることはなく、全ての通信は暗号化されています。さらに、チャットデータは一切保存されず、Microsoft自体もデータを見ることができない仕組みになっています。機密データは確実に保護されます。そして、AIを活用したBing Chat Enterpriseを使用することで、社員の生産性が向上します。雑用作業が減り、価値の高い業務に集中できるようになります。
さらに、Microsoft 365のライセンスで利用できるため、追加のコストがかかることはありません。手頃な価格でエンタープライズ向けのAIサービスを利用できるのは大きなメリットです。
Bing Chat Enterpriseの有効化
Bing Chat Enterpriseは、Microsoft 365 E5、E3、Business Premium、Business Standardのライセンスを持つユーザーに対して、2023年8月中旬から自動的にオンになります。 ただし、以下のサイトで管理者による事前設定が必要です。
Microsoft 365管理センターで、Microsoft Search in Bingの設定がオンになっていることを確認してください。
Bing Chat Enterpriseの無効化
Bing Chat Enterpriseを完全に無効化するには、オプトアウトの操作が必要です。こちらのページ ↗からオプトアウトしてください。無効化には2-4時間かかる場合があります。
検索管理者の割り当て
Microsoft Searchには、検索管理者と検索エディターの役割があります。この2つの役割を適切なユーザーに割り当てることで、組織内の検索エクスペリエンスを最適化できます。
回答の作成
管理者は回答を作成することで、ユーザーの検索エクスペリエンスを向上させることができます。ブックマークやよくある質問への回答などを作成してください。
次のステップ
ユーザーがMicrosoft Searchを上手く利用できるよう、トレーニングを行うことをお勧めします。 マイクロソフトのトレーニングセンターなどを活用してください。
以上が、Bing Chat EnterpriseとMicrosoft Searchの管理に関するポイントです。適切な設定と運用で、組織の生産性向上に役立ててください。
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