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いざ、田舎へ帰省!〜家族の覚悟〜

2020年、6月末。
その時がついに!と、それなりの覚悟で実行した実家山形への帰省。

当時、東京のコロナ感染者数は50人以下で推移していて、春の緊急事態宣言後、一番落ち着いていました。姉夫婦が東京まで車で迎えに来てくれて、東京滞在時間は1時間弱で、山形へ向かいました。

それまでの間に、夫と何度も相談し、山形にいる家族内でも何度も家族会議を行ってもらい、いや、やっぱり今はやめた方がいい、という話も何度も出ながらも、
子供達、その1番の影響者である母親の私がどうしたいか、を軸にみんなでタイミングと方法を考えてくれていました。
夫にとっては今後、当面一緒に暮らすことができないかもしれない、山形の家族にとっては万が一のことがあれば周囲に迷惑をかけるかもしれない、それぞれの怖さと覚悟がありました。

その当時、田舎へ東京の人が帰ってくる、というのはそれくらいの雰囲気でした。

帰省すること自体も感染者数を見ながら、
よし、3日後にしよう!と、スピーディーに決行。その前から、私たちはいつでも帰省できるように、日々注意しながら生活していました。

そして、ついに来た帰省の日。
東京の母と慕うマンションの隣のみよちゃん、夫に見送られながら、東京を後にしました。

5歳の長男が窓を眺めながら、1人涙を流していたのは今も忘れません。たくさんのことを感じていたことと思います。

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