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ここ半年の日々 〜通園40分ドライブ、森のようちえんへ〜

東京から実家に帰省してまもなく9ヶ月。今は、2人の息子とともに、山形県米沢市にある あおぞら保育たけの子 という野外保育を行なっている保育園に通っています。(この記事では、野外保育の園→森のようちえん と書きます)

昨年(2020年)の6月末に帰省して数ヶ月は、ひたすら実家(後ろは山、目の前は田んぼ、大自然に囲まれています。鶏もいます)で、自然遊びを楽しんでいました。(→一つ前の記事に写真を載せています。)

40分ドライブの通園は、その後、8月に食と健康に関するセミナーで、そこの園(通称 たけの子)の園長と出会ったことに始まります。

森のようちえんにアンテナをはっていたので、たけの子の存在は知っていたものの、車で40分・・通うのは現実的でないな〜と思っていましたが、セミナーでお会いしたのも、きっとご縁、まずは遊びに行ってみようと思い、すぐに行きました。

到着すると、実家と変わらないといえば、変わらない風景がありました。新しい施設に伺う時に感じるあの緊張感はありません。
古民家を保育の場として使用しており、ある子供は虫かごを肩に下げて、虫を追いかけ、ある子供は全裸で水浴びを。スタッフは子供達をしっかり見張るというよりは、その空間を共にしながら(見守りながら)草刈りをしたり、木を切る作業をしていたり、それぞれの作業を進めている様子。

あ、これは心地良いな〜と一瞬で感じました。そうそう、こういうのが森のようちえんの良さ。自然の中での遊びを主体的にそれぞれ楽しんでいる。

草刈り作業の手を止めて、こちらに来てくれた園長より、園の説明をお聞きするところで、何人かが鶏を見に行きたい!(度々出るリクエストらしい)、と寄ってきて、近所の農家さんの鶏小屋へ向かって私たちも一緒に歩きながら、簡単に説明を聞きました。

子供達も緊張することなく、隣のおばあちゃんちに来て、そこにいた近所の子供達と遊ぶ感覚で、馴染んでいたので、また来れる時に来てみよう、と思って帰宅しました。

行き40分、帰り40分のドライブ、東京暮らしでペーパードライバーになりかけていた私には続かない、キツイかも、と思っていましたが、不思議と苦なく続き、そうこうしているうちに、入園することにしました。

行き帰りの時間にBeatlesを流していたら、5歳の長男はいつの間にか「Ob-La-Di,Ob-La-Da」を口ずさむように。私が好きな曲を聴いて楽しむことで、ママってこんな曲聞いてたな〜なんて、将来思い出すかもしれない。
そんなことを感じつつ、移り変わる田園風景も楽しみながら通園できています。

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