11月とは思えない温かな秋の1日。足利灯り物語というライトアップイベントに出かけた。
たまたま草津温泉の帰りに足利学校に初めて訪れたのが数年前。少し寂れているけれど、どことなく文化的なこの街が好きになり、東京から電車でも遊びに来るようになった。

北千住から特急で1時間。駅を出るとすぐに渡瀬川が流れており、懐かしのあの歌を思い出す。
まずは織姫神社に行ってみた。足利市はかつては織物で栄えた街でもあり、縦横の糸が織りなすさまから、織姫神社は縁結びの神様らしい。

長い長い階段を登る必要はあるけれど、素晴らしい眺め。境内の奥はハイキングコースになっており、10キロくらいは運動できそう。次はもう少し装備を整えてハイキングをしたいと思った。

自然の中で気持ち良い汗をかいて山を降りた。足利学校や鑁阿寺のある門前町に向かう。お城でもあった鑁阿寺はお堀に囲まれてなかなか立派だし、足利学校のお庭は美しい。門前街周辺は古い建物が多く残っていてなかなか風情がある。

お店の数は少ないが、いつも伺う「漆工房の店くぼた」と、お香やアンティークの食器も扱う「蘭と月」でお買い物をしたりしながら、夕方を待つ。

http://rantotsuki.com/ashikaga.html

この日は、足利産の新蕎麦とうどんを振る舞うイベントもあり、参戦。お蕎麦屋さんの前の駐車場にテーブルや椅子を並べて、半被を着た地元の人が日本酒も販売。夕暮れ時に外で食べるお蕎麦は格別。こうゆう地域の人が盛り上げるイベントって本当に素敵と思う。

あっという間に暗くなり、いよいよライトアップ。500円のチケットで、鑁阿寺と足利学校のライトアップをみることができる。でも、このチケットには300円の門前町で使えるお買い物券がついているので、実質の入場料は200円！　　　　好みかあるだろうけれど、鑁阿寺はプロジェクションマッピングをしていてちょっとケバケバしい感じ。

足利学校は、建物の雰囲気にあったエリアごとのライトアップがすごく素敵だった。

ライトアップを堪能した後は、イタリアンレストランで美味しいワインとお食事をして、20時半の特急で東京に帰宅。
足利デイトリップ、おすすめです。