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接客業の妙

昔からとっても不思議に思っていることがある。

「お客様は神様」

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はぁ?

現在進行形で接客業の仕事をしているが
今までもたくさんの接客業をしてきた。

代表的なものを挙げると
ミニストップ
名古屋高島屋食品売り場
ラーメン横綱
コワーキングスペース
ボードゲームカフェ
認知症介護
丸亀製麺
家庭教師とか今やっているスクールも入るのかな

そんな中で、どこで働いていようが
接客する上で疑問に思っていたのが

「お客様は神様」

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理不尽なことを言われようが
暴言や屁理屈を言われようが
難癖をつけられようが
迷惑をかけられようが

とにかく謝るようにと
どの職種でも言われてきたんだけど

絶対間違っている

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全員が神様じゃないし、
店員には店員のモラルとか態度はあると思うけど
お客様になる方にも
モラルや態度は求められて当然でしょ

もちろん「お客様は神様」理論は
そういう精神で接客にあたることで
誠心誠意一人ひとりを大切にしていこうという
スローガンのようなものだということはわかっている

だけど、
明らかに店員に非がない場合に謝るというのは、
信頼からは程遠い行動なのではないかと個人的には思うのです

しかし、企業(雇い主)から求められることは
とにかく謝れと

ひどい場合は、クレームなどをしてきたお客様に対して

「今回のお代は結構です」

次回使えるクーポン券を渡す

店長を呼んで頭を下げさせる


などをしてるところも(笑)

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そんな底辺レベルの神様に何を恐れているのでしょうか。
というか、なんでまたお店に来るような手立てを打つのか
私には理解不能でございます

そんなお客様は、もう来なくていいのに。
それを繰り返しているから図に乗った神様は
マウンティングのようなでかい態度でまた店に来る

気に入らなければクレームを言い、さらに味を占める

こんなことをやっているから
いたちごっこのようなつまらない接客業がまだ続いていて

魅力を感じられる職業にはなり得ていないのかなーと思っています

悪いと思わない場合でも、謝ることでその場を収めるという考え方は
ある意味大人な対応と考えることもできるけど
その場が収まるだけで
本質的な対応にはなっていないよなーと。

これぞ、日本が得意とする
力の教育
即効性はあるが、本質的ではないやり方の延長だね。

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そんな困った大人にならないために
そんな困った大人との対応力を身につけるために
日頃から教養を身につけて成長していくことが一番なのだけど。

もちろん私自身、現在進行形の接客業は
誠心誠意やらせていただいております😊

理不尽なことを言う方や、怒鳴ってくる方もいますが、
「こんなアホどもを相手にしてエネルギーを消耗したくないなぁ」
と言う精神で心の中で毒づきながら、笑顔で接客しております(笑)

やるからにはその道のプロフェッショナルでいないとね👍

みんなは接客についてどう思うかな?

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