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下北沢で音を楽しんだ8月23日

初めて訪れる街、下北沢。
小田急小田原線、夕方6時だけれど、サラリーマンっぽい人があまりいなくて、若くてカジュアルな人が多い印象。
刺々しい山手線とはあまりにも違う穏やかな車内の様子に驚く。

音楽好きには「下北沢のライブハウス」って憧れる響き。
友人からお誘いをうけて、今年の夏最後の楽しみを下北沢で過ごす。

友人が好きなアーティストの奇妙礼太郎さんとタブラ奏者のU-zhaanさんのツーマンライブが下北沢440で開催された。
小さな箱のライブはアットホームでアーティストと近くて好きだ。

ひょっこり出てきたU-zhaanさん、「7拍子の音楽を」とインド音楽に合わせてタブラをたたく。
指の動きがよく見える距離にいて、通常聴いていないリズムに頭の中で1から7まで数えてしまう自分。
面白い時間だった。

奇妙礼太郎さんが登場し、そこからはずっと二人で。
ギターとタブラだけなのに、二人だけなのに、音の豊かさに圧倒される。
奇妙礼太郎さんの声は優しくも力強い。
友人が「ライブをやっている人の声」だと話していたのが理解できた。

気持ちよくて目を閉じて聴いていた。
ドームやスタジアムの爆音と迫力のライブは血が湧き興奮する。
そちらも大好物だが、こういう小さい箱のライブもおかわりしたいほど好き。
奇妙礼太郎さんの歌声は、肌に触れている感じ。
隣にいて密着している感じ。
セクシーとはちょっと違って、いい意味で陰湿っていうのかな。
ほとんど目を閉じて聴いていた。
とても気持ちよかった。
U-zhaanさんとの相乗効果もあるのかも。
タブラいいなぁ。

またライブに来たい。
奇妙礼太郎さんの曲いろいろ聴いてみよう。

U-zhaanさんのカレーを買って、写真も撮ってもらって、いい夜でした。

下北沢おしゃれやわ。
またゆっくり探検に来たい。

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