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【マルシェ出店】その場に買いに来る人だけがお客さんではない!

今月9日、実は「エシカルマルシェ」というその名の通り、エシカルがテーマのマルシェが甲州市で開催されて、初出店してきました(開催自体は2回目)。今日はその話をしたいと思います。


⚪︎買っていく人だけがお客さんではない。

言わずもがな、なのですがマルシェのコンセプト・テーマって本当に大事で、お客さんの層も当然マルシェのコンセプトに共感したお客さんが集まりやすくなります。

私の場合、マルシェへの出店は「宣伝広告」を兼ねている(というかむしろこっちが本命)ので、買いに来てくれたお客さんだけでなく、「その後の仕事」につながることの方が多いです。そして、それはマルシェのコンセプトに対して、自分がどれくらい共感しているかも左右しています。

簡単にいうと、エシカルに興味を持ったお客さんが来れば、エシカルな話で盛り上がって、仲良くなるということ(笑)。


例えば!


マルシェに来たお客さんで、「もっと古家具色々見たい!!」と話が盛り上がり、後日お店に来店することになることはしばしばあります。エシカルマルシェで出会ったお客さんも、後日来店されました。

他にも、

保育園の園長さんからは、「園児が使っても大丈夫な、古材の棚や家具を購入したい。出来ることなら、園児と一緒にワークショップみたいなことは出来ないか」という声をもらい、後日保育園を見学しに行きます。

ただ見学するだけではなく、事前準備をして色んな案を持った上で見学に行ってきます。

あとは、

ブックカフェを運営している方から『お店でこういった古家具を置いてもらって販売していただけませんか?』と委託販売のお話もいただきました。さこちらも後日打ち合わせします。

このように「その場で買っていってくれる人」だけがお客さんではなく、マルシェのコンセプトに共感していればいるほど、来てくれた人と話が盛り上がって、次の仕事に繋がります。もちろん「次の仕事に繋がるように、色んな伏線を持っている」前提の話ではありますが。


⚪︎出店者さんからの仕事依頼も来る。

そして、出店する人の属性もやはりマルシェのコンセプトに寄った出店者が集まります。出店者同士で繋がって、仕事を依頼したり、依頼されたりすることもしょっちゅうです。

米粉パン教室もしている「ラレル」さん。どのマルシェでも速攻で完売します。


料理代行もしている「つむぐや」さんは、お弁当販売。こちらも速攻で完売。


以前、古民家で引き取った木箱を、出店用にカスタマイズして納品しました。
使ってくれていて嬉しい!

「つむぐや」さんの出店用木箱もそうですが、他の出店者さんの什器も作ることもありますし、後日うちのお店に来店されることもあります。当然、私も仕事依頼をすることもありますし、このマルシェのケースで言うなら、「ラレル」さんと「つむぐや」さんのお弁当とパンはマルシェが始まってから速攻で買いに行きました(笑)。

⚪︎自分にとって、誰が「お客さん」なのか

このように、来場して実際に買っていく人だけがお客さんではないし、後日来店する人もいれば、別の仕事を依頼されることもあり、出店者さんもお客さんになるわけです。

以前、「出店者さん向けの出店用小物や什器を販売している」出店者さんもいました。「なるほど!賢いなぁ!!」と思いました。その方は来場する人をお客さんとは見ておらず「出店する人」をお客さんと定義して、そこに特化していた。

自分にとって、誰がお客さんなのか、そしてそれに合った手段はどんなものがあるのか。常に意識したいポイントですね!

マルシェ関連のポイントは、結構あるので、今後もまとめて記事にしていきます。お楽しみに!!

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