出来ることが周りに認知されると、その仕事が入ってくる。
山梨も久々に雪が降り積もりました。こういう時は、外に出ずに家の中でできることをしています。
最近は「トタン板」を使って、色々と試作を重ねています。
このトタン板、元々は茶箱の内側に貼ってあったもので、腐食も所々あって「このまま使うよりも、取ってしまった方がいいかもな。。」と思い、思い切って取り外しました。
ただ「これをそのまま捨ててしまうのもなぁーーーー」とずっと思っていまして、以前何処かで見たとたんを使った小物入れを作ることにしました。
一度作ると圧倒的に改良点が見えてくるので、それを踏まえて2回目の試作、今回は蓋も作成。それでも改良点が見えてきます。
これはこれで使えるので、試作したものは自分用に使っています。古民家の遺品整理や、古家具類の引き取りに行った時は、必ずお線香を上げさせてもらっていて(お墓やお仏壇がないときは、玄関先であげたりしてます)、これはお線香入れに使用中。
ようやくポイントがわかったので、次からは色んなサイズを販売用に作ってみます。実際に売れるかどうかは、やってみないとわからないので、お客さんの反応を見て修正していきます。
・依頼が来るときの法則
もう随分前ですが、余った古材のさらに端材を使って、ポストカードや写真たてを作ったことがありました。
ところがこれ、全然売れなくて(汗)。イベント出店やお店で自分で使っていました。
そしたら、先日飲食店を自営でされている方が来て「これいいですね!今、市販のプラスチックのメニュー縦を使ってるんですが、味気なくて。。。古材を使ったメニュー立てを探していたんです!オーダーメイドって出来ますか?!」と、なんと仕事依頼が入りました(笑)。
※今は、3つのパターンでメニュー立てを試作していて、今度それを見せて提案してきます。その様子も今度載せますね。
・出来ると認知されて、初めて仕事がくる。
私の場合、リペア・リメイク・アップサイクルといった「モノづくり」も仕事なので、「作ってみせた方が早い」という特性があります。今回のメニュー立ても、「こういうメニュー立て作りたいなぁ」と言ったところで、仕事には繋がっていません。「こういうの作れます」と、一度作って表現して、見せた方が早いわけです。「あーーーこの人、こういうの作れるんだ!じゃあお願いしようかな!」となる。
「やりたいと思っているなら、まずやる」というのは、何もモノづくりに限ったことではありません。
今、古家具を一時保管したい倉庫を探しているのですが、「倉庫を借りたいんだよねー」と漠然と話すのではなく、「広さは⚪︎⚪︎平米。立地は⚪︎⚪︎地区。参考写真はこれです」などなど、具体的にして写真を見せた方が「あーーーこの人、こういう倉庫探しているのね」とイメージもつきやすい。これもある種、「小さくまずやる」ということ。
・来るかわからないけど、やらなきゃ来ない。
メニュー立ての依頼も、お客さんの想像を圧倒的に上回る良いものを作って、大満足してもらえれば、次の仕事ももしかしたら来るかもしれません。もちろん、来ないかもしれません(笑)。
最初に話した、トタンを使った小物ケースも同じです。やってみて、周囲の人に「へーーー!こういうの作れるんだ!」と思った人が、これ欲しい!となるかもしれないし、ならないかもしれない。オーダーメイドの仕事が来るかもしれないし、来ないかもしれない。
まとめ
本当に最初の最初から、「これは確実に当たる!」なんてものは無い。「やってみて、お客さんの反応はどうか?」を見て、軌道修正して、またやってみての繰り返し。でも、やらなきゃ始まらないわけです。
その過程を楽しみながら、今日もせっせと試行錯誤中です!トタンケース、売れるかなぁーー(笑)。
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