自主が人生を変える。
人に頼っていたら、いつまでも人生は変われないかもしれない。
依頼心の強い人は、自分自身に悩みがあるとか、無意識の恐れがあるとか、未来が自分で描けないとか、過去に執着してもがいているか、そのような負のエネルギーを蓄えているのではないかと思う。
だから、他の人に頼り、誰かから頼ってもらって、安心する。類を呼び込みたいという心境が働くからだ。これに自分が気づけないことが、現状を固定してしまう。
宇宙に行った人は、地球を外から見て感動のあまり人生を変えてしまった。帰還した後に生き方を変えたからだ。山の頂上に登って素晴らしい日の出を見た人もまた、人生を変えようとする。自分を認識するからだろう。このままでいいのだろうかと。
自分で自主的に行動した時、人は何かを得る。何かはわからないけれど、その人の現状を認識することができる。だから気づきを得ることが多い。
この自主性が人生を変えるキーになる。
病気や大怪我をして、あーもうだめだと思うか、命は助かったからできることをしようと発起するのでは、これからの人生はおおいに違うだろう。
何でもかんでも自分だけではできないけれど、自主的に決めて動き出すことは一人でもできる。助けがいることもあるだろうが、一所懸命に動いていると、知らない人からも声がかかり、助けてもらうこともある。
一方で誰かに頼るだけでは、変化は少ないだろう。しかも、頼った人やモノの意向に従うわけだから、彼らの道に巻き込まれることが多い。わけのわからない組織に知らずに入ったり、思想が同調されて考え方も変わる。自分の道を見失うことにもなりかねない。
人生を変える出来事は多分にある。しかしその時自主的に考えて行動することが大事だ。自主的に動けば人生は変われるだろう。もちろん他者からアドバイスを受けることも重要なことだ。しかし、こちらの問いが先にあってのアドバイスを後で受けることが、大切だ。
批判もまた良い教訓になる。これも自らが行動したことを見ての批判だから、素直に受け止めてもいいし、無視してもよいと思う。
そしていつもいうように、人間万事塞翁が馬という諺があるように、何がおきても一喜一憂せず、冷静に自分や周囲を観察しつつ、次の行動を起こせば間違いは少なくなる。
最後に、こういうぼくの意見を聞く必要はないし、これに迎合することもない。もし書いたことが読者の問いの答えなら、聞く耳を持って感じ、ヒントになることを頭の片隅に置いていただければ、ありがたい。
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