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別れたってたいしたことない?(縁と運その33)

結びつきの強い縁。

橋渡しの縁。

袖すり合う縁。

縁には強さがあるようです。


他生の縁は、袖が触れる程度。行き先のことを尋ねられた道ゆく人、切符を買う窓口の人、こんな同級生いたっけと思う人、そのような関係性があまりない人たちです。それでも縁があって出会っているのだと思います。


他生の縁に近いのですが、橋渡しの縁者というグループがいます。知人程度なのですが紹介をしてもらって、あるいは、全く無縁の人なのですが一瞬だけ関係してもらって、次の強い縁に結んでくれる人がいます。橋渡しの縁者も実は大切な人なのです。


程度は異なりますが、強い縁と結びつく人は皆さんの近くにいる人たちです。

血縁は最も強い縁です。変えがたい存在で、血縁との関係性がよければ、人生半分以上ハッピーでしょう。たとえよくない関係性であったとしても、独立して縁を断って新たな縁者を求めることも可能です。自分次第で変わると思います。

恋人や夫婦関係、友人も強い縁で結ばれています。縁する理由は本人は気が付きませんが、様々です。何かを解消するためであり、何かを生産するためでもあり、ひょっとすると破壊するためかもしれません。でもそんなことを知らなくてもいいです。強い縁で結ばれているということだけを感じ取ればいいと思います。


たとえ、縁者とはなはれ離れになっても、それで構わないです。別れはつきものですから、すんなりと離れても支障はありません。(夫婦関係は少し次元が違うかもしれませんが)


それでも、縁が強ければどこかで再開するものです。

お互いがちゃんと生きていければ、別れもまた良しとしておきましょう。

死に別れても、あの世で見つかっちゃうかもしれませんが。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

#コラム #エッセイ #縁と運 #人生


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