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休日に思うこと。

親の立場で云々言うつもりはありませんがw。


親は子供が育って巣立つ時を楽しみにしているはずだ。育つまでに20年前後かかる。その間ご飯を作って食べさせて、勉強や運動ができるようにとサポートして、着る服も選んで、交際をハラハラしながら見守って、やっと育つ。そう安堵した途端、子供は勝手に羽ばたいていってしまう。まあ、楽しみなのだが、寂しい気もする。


子供達は、自分だけで大きくなったと思い込んで飛び出していく。


けれどそんな子供を誇らしげに思う。男親はそう思うだろう。子供を手塩にかけた母親は、強制(矯正)をかけたがるかもしれない。

親も勝手なことだと百も承知だ。自分が誰かの子であったことを忘れ、自分勝手に行動してきたのだからよく考えればわかるものだ。もし、自分勝手に生きてこれなかったのだと言う親がいたなら、彼(女)たちは強制(矯正)を必ずかけてくると思えばいい。

強制する親たちを振り切れない自分がいても、思いやりがあると思っていい。優しい、親思いの君たちなのだから。

けれど、自分たちが決断したことを親に説明し、納得まではいかないけれど、じゃあ仕方ないねやってみたら、と言わせる努力を怠ってほしくない。それは礼儀として、育ててくれた恩として、実行してほしいと願う。


やっと一人で生きていけると思って、外に出るようになると、いつか孤独を感じる時が来る。仕事でミスをしたり、恋愛で失敗したり、人とのコミュニケーションがうまくいかなくなる。

ああ、もう嫌だと思う時が来る。

でも、

桜のように開花した君たちが、たとえ挫折し、散ったとしても、それは目に見えている花弁の部分だ。花の散った桜の木は、一冬ごとに成長する。次は枝振りがよくなって再び開花する。その繰り返しなんだと。

子供の頃は親が見てくれていたけれど、次第に自分の周囲の人たちが見てくれるようになる。成長を確かめてくれる人がいる。君たちの枝振りや開花した花を毎年のように楽しみにして見てくれる人がいる。だから心配することはない。

一人ぼっちで生きているのではないと感じる日は必ずくる。



そして老木になろうとするぼくは、周りの人を楽しませ勇気づけることが使命となるのだ。


今日二発目でした。

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#コラム #エッセイ #人生

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