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心を暖かくしておく効用

愚痴ほど役に立たないものはない。
ぼく自身が身に感じていることだ。愚痴を言うぐらいなら動こうとせよ、と言い聞かせていることでもある。

それでも、愚痴の一つや二つ言いたい時はある。でも無駄な時間だから、何かをしながら言ってみる。掃除をしながらが多いかな。体を動かしていると、感情が軽減されるのだ。エネルギーを身体で使うから、負のエネルギーもいっしょに外に出て行ってくれる。

もしかして、腹が立って人を攻撃するのは、自己防衛本能が働いているのかもしれないと、素人なりに思う。それほど心にためておくことが難しいのかもしれない。

自分の感情を心にためておけるキャパシティが、昔よりも今の方が小さくなったのかもしれない。何もかもが直接的に攻撃的になった行動が目立つ。心に余裕のかけらもない。

心が暖かなもので満ちていたとしたらと考える。

心が氷のようにしかも岩のように硬かったら、心に入ってくる感情を受け止められないだろう。隙間もなくて、溶解することもなさそうだ。しかし、心の中が暖かくゆったりとした状態なら、感情を受け入れやすいし、負の感情も癒してくれる。嫌なことがあっても、余裕で心が消化してくれると思うのだ。

心を暖かくしていることが、なによりも身を安全にするということだ。

愛を持って、思いやりを持って、素敵なことをより多く感じて、誰かを愛し、何かを愛で、心を暖かくしておく。

こういうことを言う方が、愚痴を言うよりも気持ちがいいのも事実だ。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

#コラム #エッセイ #人生 #愛するということ

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