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焦らない。

また一つ歳を重ねることになった。

人は変われるものだと思うようになったのは、歳を重ねてきたことによる。
どう変わったかは自分ではよくわからないし、ほんとうに変わっているかもわからない。
じゅんちゃんは全然変わらんねと、旧友は言ってくれる。そもそもじゅんちゃんと言ってくれるのは中高生からの旧友ぐらいなものだ。会えば変わっていないと見えるのかもしれない。

歳を重ねるメリットを見出すには、多少の健康とお金と友達が適切にあるほうが良い。それらの調子が悪いと、文句しか出なくなるからだ。特に他人のせいにしてしまうのが不調のデメリットだから、調子の良いメリットはおおきい。自分のことをまっすぐ見られる。

メリットの一つが、変化を感じることだ。
10年の変化はめまぐるしい。0歳からの10年、10歳からの10年は、特に変化が大きいが、変化を感じる能力があまりない。20からの10年、30からの10年は、ここも大きく変わっているが、みながむしゃらに生きていて、振り返る余裕はあまりない。

そして40ぐらいから思うのが、今まであまり変わってないなと感じることである。あれだけ変化したのに、中身というか、心というか、魂というか、そんなものが全然変わっていないと気づく。

焦ると言って良い。

恋愛は、結婚は、子供は、仕事は、そしてこれからの人生を考えて焦るのだ。
しかし、焦るのは他人との比較や他人からのやんごとないつまらない批判的意見からくる。
それに終始していると、真に変わらなくなる。
焦らないことで準備できる。

自分を見つめ、自分で考えて、自分で何事も決断できるようになり、この瞬間から変わるチャンスがやってくる。

いつの日か自分は変わったなと実感できるようになる。

焦らず、構えて、いろいろと見ていこう、やれることをやっていこう、挑戦もしていこうと思う誕生の日を楽しんでいる。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

#コラム #エッセイ #人生 #ありがとう

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