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目線を変えて見ると(縁と運その30)

ここのところ雨の降る日が多いですね。 

恵みになるときもあれば、災いになるときもあります。でも、これは生きる人間の目線で、自然からの目線ではありません。また同じ人間でも、雨の欲しい人にとっては恵みになるし、欲しくない人にとっては災いになることもあります。

思いとは、自我の産物なのです。

禍となすも、恵となすも、目線の問題だけなのです。幸せに形がないように、不幸にも形はありません。自分の目線がそうさせているだけです。かといって、思いの問題で片付けてしまうのは早計です。

この自我の思いは、行動で変えることが可能なのです。目線を変えることは、行動で、目線を変えてみればわかります。

ぼくは、小さな子どもたちと話す時には、許せる限り同じ目の高さで向き合います。赤ちゃんを抱っこしても目の高さを合わせるようにしています。そうすると見えてくるものがいつもの自分の目線と違ってきます。子どもたちの目線で色々なもの、自然や物や大人たちを、実際見るといつもと違うように見えるから不思議です。


他人の目線の高さに合わすだけで、物事が違うように見えてくる。


これは自分を変えることにもつながります。

もう一つ言うなら、高いところから見たり、寝そべった位置から見たりすることでも変化を感じます。

まず実際の目線の位置を変えてみれば、物事を見る目が変わります。そして、同じ対象でも違う面が見えるので、気づくことも多くなるのです。

人も物も自然も違う目線で見る。

そして、いろいろなことが見えて来れば、縁も変わって行きます。

この人こんな一面があったなんて気付かなかったわ。失敗に見えたことが実はチャンスの芽だった。そうか、みんなからこう思われていると思い込んでいたけど、実は違ったんだ。そのように感じたなら、もうそれは違う自分だし、縁も変わっていくことになるでしょう。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

#コラム #エッセイ #人生 #仕事 #縁と運

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