見出し画像

SUPがもたらす環境へのインスピレーション

戸田に暮らす中で、はじめた「Stand Up Paddleboarding(SUP)」。
SUPは自分にとって、身体的に自然と繋がる絶好の機会を提供してくれる。
 


海への一歩を踏み出す瞬間、SUPのボードに立ち上がる瞬間、自然と直接的に接触することができる。身体はボードの上で揺れ、風と波に身を任せることで、まるで自然の一部となったかのような感覚に包み込まれる。
SUPは、バランス感覚、筋力、柔軟性を鍛える「エクササイズ」としてのイメージも強いが、自然界との対話を可能にする媒体的存在でもあると思う。
海の中で泳ぐとはまた違い、SUPは海の表面に立ち、広大な景色を一望しながら穏やかな冒険を楽しむことができる。その体験は自然の偉大さ、地球の広がりを感じさせてくれる。



 
SUPの魅力の一つは、自然界の美しさと密接に触れ合うことができる点。
透明な水、海風、太陽の光、そして水中生物の活気ある姿を間近に感じることができる。
「あそこに青い魚がいる!」、「なんか今年クラゲが多くない?」、「波がこっちの方大きいね」など
自然環境への尊敬と感謝の気持ちを育むのはもちろん、SUPはシーズンを通じて楽しむことができるからこそ、自然界の季節の変化に気づく機会を提供してくれる。



 
そこで得られた気づきが環境保護への活動や行動へも移り変わっていく。
全国的に海岸線や川岸を清掃する活動は、SUPコミュニティの一部として広がっており、海洋ごみ問題への意識を高まっているらしい。
自分もSUPを通じて、出会う生き物との変化や海水温度の上昇など、普段ニュースで聞いて知った気でいたことに実際体感することで、事の深刻さを知り、自然守り、持続可能な未来を築く一翼を担わないといけないという責任感の芽生えに繋がっている。
 
SUPは身体的な活動と自然との結びつきを育む素晴らしい手段。このアクティビティを通じて、自然の美しさを感じ、環境に対する責任を強調することができる。SUPは海に出るための魅力的な方法であり、私たちが自然と調和する一歩を踏み出す手助けとなるに魅力的なアクティビティの一つだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?