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乙宗梢に魅せられた感想【蓮ノ空感想文】


※このnoteは乙宗梢とスリーズブーケに人生をholiday∞holidayされた喜びへの感想文となります。
とてもオタクオタクしてる文章なのでご注意ください

乙宗梢という人

私の人生に再び彩りを与えてくれた恩人。

スクコネを通して知ったばかりの頃、ただただ花帆に運命を感じてしまって浮かれている可愛いくて少し抜けている努力家のドジっ子(属性過多)なんだ〜かわい〜くらいに思っていました。

一話で花帆にライブを初披露した後スクールアイドルクラブへ誘おうとする時、花帆の微妙な反応を察してまずはお手伝いから〜と奥手になってしまう冷静な臆病さが印象的でした。
花帆に運命を感じたのは梢自身に無い(と思っていたであろう)大胆さも一つの要因なのかなと、当時抱いた感想を思い出しましたね。

ターニングポイント1、15話。
微妙にいつから蓮沼に入ったかを誤魔化していましたが実は15話が公開される前週くらいから追いかけ始めて、読んで、無事私の人生に花が咲いちまいました…

彼女の胸の内に秘められた想いやコンプレックス、それらを打ち明けられる相手に花帆を選んでくれたこと、花帆も梢を選んでくれたこと。

色々なことが一度に起こったような記憶でしたが今まで歩んできた互いの道が本当の意味で交差した地点なのかなと感じました。

彼女がスクールアイドルを目指した理由となった、幼少期に見たというスクールアイドル達、なぜか私自身他人事とは思えない感情のざわめきを感じてしまいました。(絶対同じ気持ちのオタクいるよね、分かる)

そのあまりにも鮮烈な輝きに目を奪われてしまったが故に、由緒ある音楽家の家系内でスクールアイドルを目指してしまう苦労は筆舌に尽くしがたいものであっただろうし、そうまでして追い求めた輝きも1年生の頃はあのようなことがあって前途を絶たれてしまった。

その過去を知った上で1話から活動記録を見返すと彼女の立ち振る舞いから感じ取れる意味合いに今までとは違う色が載ってきて、彼女をより深く知れたような気がします。

15話以降彼女の精神的成長(?)自立には目を見張るものがあって読者としての感情以外にもはや親のような心持ちで応援していて、正直客観視できている気がしません。

ターニングポイント2、シャッフルユニットについて。
この企画、るりちゃん始動で乙宗が花帆タソに嫉妬キチャー!!みたいな気持ちの悪い思考で見ていたのですが終わった後の彼女の個人配信で出た発言「複雑な気持ちね…」※意訳 について当時はオッホ〜嫉妬感情キモチェ〜とか気持ちの悪いことを呟いたりしていましたが自分の中でぐるぐると残ってしまっていたので色々と考察している時、ふと、(あれ?この子思っている以上に現役スクールアイドルに対しても並々ならぬ感情あるくない?)と気がついてしまいました
※勘違いの可能性あります

またまた活動記録を振り返ってみると綴理にはやたら甘いし祭りでスカウトされた他校のスクールアイドルのことも話しかけられる前から知っていた風だったしそもそも15話でスクールアイドルが大好きって散々言ってくれてたのに愚かな私は表面的な部分しか読み取ることが出来ずあくまで過去の輝きに目を焼かれ続けているだけなのだと勘違いしていました…
彼女、とんでもないスクールアイドルオタクなのでは…?(激遅)

そういう思いがあって「複雑な気持ちね…」という発言があったのなら、もちろん花帆を慈に取られてしまったという嫉妬心は多少あったにせよ他にも
“花帆の成長を側で感じれない悔しさ”
だったり
“慈の魅力と花帆の魅力が重なった世界を見てみたい期待”

“慈のスクールアイドルとしての実力や心構えが花帆の良い成長材料になれば良い”
とか色々な思いがあったんだろうなと無限に妄想して最高に気持ち良くなれました。やって良かった、シャッフルユニット。最高すぎる。

18話はね、彼女が後輩でいられる最後の時だったので彼女と、彼女を後輩たらしめてくれた大賀美沙知さんの2人の間だけの想いとさせてください…言語化することが恐れ多いです…

それnoteの意味ねーじゃんwってなるかもだけど言葉にしない美しさもあると思うので、ね。

いやちょっと待ってありました活動記録最大の衝撃をもたらしたあの事件。

同衾事件が。
ここまでしんみり彼女の成長を噛み締めて気持ち良くなってたところにとんでもない爆弾が投げ込まれてしまいオタクの情緒は塵と化し寂滅しました。
公式が最大手なの本当に強い…

今までうにゃうにゃと彼女はスクールアイドル全員が好きだとか本質的な強さがどうとか語ってきましたがその全てに匹敵する程の“花帆愛”これです。
結局オタク君は自分では掴めない愛の物語に弱いのです。
自分の夢のために頑なになっていた昔の彼女では成し得なかった、誰かと手を取り合って前に進む勇気や人を信頼する強い心。
これらを手に入れた彼女にとって、花帆とより親密な関係になることは決してやましい意味などなく実行するのは容易かったのかもしれません。
ですがそれを観測していたオタクは違います。1を聞いて10を妄想する感受性だけが豊かな生き物なので流れるような同衾(実際ベッドに置かれていた枕は元々二つだったし…)後の朝チュンで沙知先輩の卒業なんだぁという感傷は吹き飛びました。こいつはぁ…やべぇ。。

104期がとうとう始まってしまいました。
新入生発表時点では自分だけが取り残されたような寂しさを感じていましたが活動記録や周りのオタクに支えられて無事応援していけそうで嬉しいです。

世間ではぎんかほが賑わっていますが私としては今後ますますこずかほが深みを増していってくれることを心よりお祈り申し上げております。

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