アケコン自作をこれからやってみようって人に向けたもの⑤
製作フロー
①~④を踏まえた上でアケコンの作り方をざっくりと。
1.ガワを決める
最悪、ガワだけを交換することも可能でリカバリーが効かないこともない。効かないこともないレベル。ボタンの下側に結構厚み(ボタン自体+ファストン端子)が必要なので最低でも5cmくらいは必要だと思ってください。
2.設計
決めたガワのサイズに応じた、ボタンとレバーの配置を決めます。この段階でサイズ足りないなってなったら1に戻ります。よくある注意としてレバー基板設置の左側には少し余裕が必要。ハーネス差すからね。
3.穴あけ
地味に労働なので配線とかよりも先に。
4.ボタンをハメこむ
ボタンに配線してからじゃあハメこめなくなるので、先にアケコンのガワにボタンハメてください。いや最後でもいいっちゃいいけどボタンハメるの盛り上がるから。
5.配線
ここが肝心かも知れないけど詳しくかくとキリがないので。
6.フタをしめる
7.プレイ
配線終わってパソコンに差したら配線が上手く行ってれば特になんもないのでゲームかデバイスマネージャでテスト。
雑談
GP2040
ラズパイPicoのGP2040の場合は、キーボードで認識させたりアケコンのモードで認識させたりと出来る。ボタン配置をソフト側で差し替えたりも可能。スト6の場合にはキーボードで認識させてたほうがショートカットの面で便利に使えたりするかもしれない。アケコンとキーボードをどっちもキーボードとして手元のキーボードでショートカットボタン押したりしてね。あとキーボードとして認識出来るってことはそのままアケコンボタンを作ったテンキーなんかも作れたりする。キーボード扱いならパソコンに複数個差しても1個扱いなので、右手用と左手用ってな感じでレバーレスを左右別で作成も出来たりする。もちろん基板とUSB2個いるけどね。
キーディスプレイ
GP2040は一部の配線をOLEDディスプレイに良い感じでつなぐと、押しているキーを表示させることが出来る。移動ボタンに関してはファームウェア側でレバーとレバーレスとWASD形式を選択出来る。攻撃ボタンは8ボタンにしか対応してないけどね。
UFB
ネオジオミニに対応したアケコンは数少ない。使い物になるかどうかという話であればUFBしか選択肢はない。Mayflashのアケコンもなんとなくなら遊べるとは思うけどね。あれは結構遅延があるって言う話だった気がする。ただ今更ネオジオミニでゲームしないよな。スイッチでもPS4でもネオジオのゲームはほとんど移植されてるもんだし。
ファストン端子
L型ファストン端子なるものもある。高さ低く出来るとかで良さそうなんだけど使ったことは無い。手に入れにくいから別に無理して探す必要は無いかも知れない。
以上
おわり
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