こんにちは。先月からAレベルがスタートし、慌ただしい学校生活を送っている
ハラマキです。IGCSEの話題の途中ですが、この夏の経験の記憶が新しいうちに、旅するハラマキシリーズも始めてみたいと思います。初回から第３回までは、ノルウェーでのサマーキャンプでの体験談を共有していこうと思います。

🇳🇴参加理由

IGCSE受験を終えたら、長めの夏休み。この時にしかできないことをしたいと思い、サマーキャンプを探し始めました。行き先は今まで行ったことがないところ！そして、見つけたのが今回参加したノルウェーのサマーキャンプ。
募集要項には以下の記載。
・ノルウェー国外（世界各地）にお住まいの方。
・ノルウェー語の予備知識のある方、初心者の方。
・ノルウェー国籍の方も、そうでない方も。
・ノルウェー語を上達させ、国際的な環境に参加したいノルウェー人の子どもや若者。
よし、ばっちり！
たくさんの人と会って、話して、自分にはない価値観を知りたい！
将来のことを考えるきっかけにもなるかな？
ついでに英語も上達したらうれしい！

出発✈️

成田空港でおにぎりを食べ、いざ出発！人生初・ライスシックがのちに襲いかかることをその時のわたしは知らない（笑）乗り継ぎ後、機内のアジア人は多分わたしひとり。初めて感じるなんともいえないアウェー感に浸りつつ、17時間かけ、ノルウェーに到着しました。

18歳には見えないらしい

空港内を颯爽と歩く背の高い人々を、追いかけるように早足で歩くわたし。空港内は肌寒く、出発直前に購入したパーカーが大活躍しました。
荷物受取所で待っていると素敵なお婆さまがわたしに声をかけてくれました。「1人で来たの？13歳くらいかしら？」少し恥ずかしい気持ちで「はい、サマーキャンプに参加する予定です。実は18歳なんです。」と返しました。彼女は口をポッカリと開け、とても驚いたようでした。キャンプ中も多くの友達にわたしが18歳であることを信じてもらえませんでした（笑）13−15歳に見えるそう。アジア人の女性（特に日本人）は実際の年齢より若くみられることが多いことを実感しました。

わたしはアジア人

キャンプが行われる施設へはバスで移動。到着後はホールでのオリエンテーション。いざ、会場に入ってみると、人種も個性も様々な雰囲気に圧倒されました。うわー、なんだかいろんな人がいる！そんなこと知っているつもりでいましたが、体験体感するのは全然違うことなんだなぁと。そして、何より、自分はアジア人なんだと人生で初めて実感しました。日本で16年間、マレーシアで２年間、ずっとアジア圏に住んでいたわたしは、なんだか遠い地に来たことを肌で感じていました。世界はやっぱり広いんだなーなどと考えていたらオリエンテーションが開始されました。

間違えを馬鹿にされない環境

オリエンテーション定番の自己紹介タイム。直前に覚えた、たった３フレーズのノルウェー語で臨みました。　
”Jeg heter 〇〇. Jeg er fra Japan. Jeg er 18 år gammel.”
英語で I 、日本語ではわたしという意味の Jeg という単語、わたしは「ジェグ」と発音するものだと思い込んでいたので、そのように発音。すると、隣の女の子が優しく「Jから始まるけど、ヤエ orヤイ　と発音するんだよ。なかなか難しいよね！😉」と教えてくれました。間違えに気づいたわたしの顔はたちまち顔が赤くなりました。落ち込むわたしでしたが、周りからの「大丈夫だよ」「一歩前進だね！」の声に励まされました。そして、間違いを馬鹿にする人がいない、あたたかい場に心からほっとしていました。

この２週間、どんな人に会えるのだろうか、どんな経験が待っているのだろうか。ワクワクした気持ちで初日を終えました。

次回は　旅するハラマキ 2023 サマーキャンプ編②〜ハーフの子のアイデンティティ、難民の子との会話のはなし〜　　です。みなさんも良い1日をお過ごしください。何か感想などがあれば、コメント（記事の下にある）を書いてもらうととっても嬉しいです！

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