秋は突然やって来ました。アース・ウィンド&ファイアーの名曲♪Septemberを聴いて感傷的になる隙もなくOctoberはせっかちに乗り込んできたのです。秋の潮風に吹かれてクルーズ船に乗りたいな…と検索するとYOKOSUKA軍港めぐりのツアーを発見。
あしたの天気は晴れだ。早起きしたら…そうだ新しいカメラを持って横須賀に行こう。
10月12日の朝。
私は初めてバイクでも車でもなく、一人でのんびり電車に揺られ横須賀に向かいました。
クルーズ船のチケットは大人1800 円。桟橋へ向かうと平日にもかかわらず10人以上が並んでいました。出航は11時。

この日、アメリカの原子力空母ロナルド・レーガンは韓国・釜山へ出航して不在でした。北朝鮮の抑止力としての最重要任務です。
いま、世界の各地で連鎖するかのように戦争状態が続いて起こっています。ロシアによるウクライナ侵攻。10月７日にはイスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃。すぐさま報復攻撃がありその後は…終わりの見えない戦いが続いています。中国の海洋進出による軋轢もいつどこで暴発するのか。
波穏やかな横須賀の海にも、それほど遠くはない戦争の焼け焦げた臭いが風に吹かれて漂ってきます。いま静かに停泊している戦艦も命令が下されるその時を待っているのです。いったい何時になったら世界中から争いがなくなるのかって?
♪The answer, my friend, is blowin' in the wind  The answer is blowin' in the wind

横須賀には日本のイージス艦、護衛艦、機雷除去の掃海艇、補給艦など多種多様な艦船が並んでいます。そして潜水艦も半身浴のような姿ではありますが撮影できました。
軍港クルーズなので専門のガイド氏が説明をしてくれるのですが私は軍事専門ではないのでほとんど内容を忘れてしまいました。

45分のクルーズを終えて陸上へ。
日本各地で人気のご当地マンホールを探して歩きました。
横須賀といえばペリー。この土地ならではの歴史を感じます。
そして基地の街“DOBUITA”で人気のスカジャン版。2023年７月にお目見えしたばかりです。地元の人々にとってはいつもその場所にあるマンホールに過ぎないのですが、観光客にはうれしい撮影スポットですね。
スカジャン版マンホールカードはまだ作っていないそうです。待ち遠しい…

楽しい秋の休日でした。
愛する横須賀の海が　いつまでも　おだやかでありますように