この地球は、まぎれもなく、カラフルだ。

人間社会だけを見たって、何十億もの彩りが混ざりあって生きている。

わたしは、あなたは、白だろうか、黒だろうか、はたまた黄色だろうか。

ほんとは同じ色なんて、１つもないのに。

言葉にできないその色合いが、

混ざりあっているその複雑さが、

ただただ美しいことを、

忘れたくない。

◇　◇　◇　◇　◇

悲しいことに、人種差別というものは、当たり前のように転がっている。

自由の国だけの話じゃない。

悲しいニュースをきっかけに、私は自分自身に聞いてみたい。

自分の中に、人種差別の心は全くないと、言い切れるだろうか？

知らず知らずのうちに、偏見や固定概念を押し付けて、人を傷つけていないだろうか？

自分の隣の家に、全く知らない国の、肌の色がとっても異なる人が越してきたら、一瞬ワッと驚くかもしれない。

旅をしている時、南からの移民の多いエリアに入ると、少しだけ身構えてしまうのは、何でだろう。

どこからを差別と呼ぶのだろう。

自分とは異質なものを受け入れるのに、少し時間がかかることも正直ある。

心をいつでもすっぽんぽんにはできない。

それでも、ちゃんと、知っている。

少しずつでも時間を共に過ごすことで、肌の色も、話す言葉も、生きてきた環境も、全部越えて心で繋がれる時があることを。

そしてその瞬間に、どれほど心がビリビリ動くかということを。

学生の頃から十数年、旅をしたり、
知らなかった地域で暮らしてみたり、
地域の人と一緒に汗を流したり。

自分がマイノリティーである環境で、異質な自分を優しく受け入れてくれる人に数えきれないほど出会った。大切なことをたくさん教えてくれた。

わたしもいつだって、そんな人でありたい。

彩り豊かな地球上の、誰もが安心して、
希望を持って暮らせる社会に、生きていきたい。

#colorfulisbeautiful #diversity
#多様性 #人種差別のない世界を