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選択肢が多いということ

先日、公園での出来事だ。
顔見知りから子どもが春から通う予定の幼稚園の話題について触れられた。

10月ということもあり、入学願書が配布されている時期だ。満2才の一時預かりのクラスは随時受け付けと面接があり、在園児ではないため今年は関係ないはずなのに。

「来年すればいい手続きを今年のうちからやっておけば確実にその園に入れるらしいよ」とその人は言っていた。噂話や悪口で繋がろうとしたらロクな目に遭わない。他人を観察している人から離れたい。

別の日にたまたま公園の横を通った時に、公園に寄らなかった時のことを、後日指摘された時からちょっと警戒していた。

幼稚園の話だが、2年も前から手続きを早めにするなんて、そんな訳ないだろうよ。と心の中で思いながら、やっぱりこの人とは少し距離を置こうと思った。よく分からない情報を「~らしいよ」と伝聞する人にいい思い出がない。

私が「そうなんだ」としか反応しなかったからか、また別の人に同じ話をしていた。ちょうど子どもが走り出してくれてよかった。追いかける形で自然と距離をとる。

3才になる前の10月に願書をもらって、在園児になるための手続きを踏む。幼稚園が無償化してから私立の園でも比較的敷居が低くなった。近所だからという理由でその園に進学させたい親もいる。

私もその一時預かりに行く予定の園に入園させるのが一番楽だと思うし、子どもにとってもいいのかもしれない。

けれどその園だけが幼稚園ではない。園バスが走っている範囲なら広範囲に選んで通わせることが出来るし、公立の園だって見学も行っていない。

知らないだけでいろんな選択肢がある。視野を広げて考えることを意識したい。分からない者同士で話をしていてもパニックがパニックをよんでいた。

願書の配布は朝からで先着順で配布を終わってしまうという話もしていた。だから7時くらいから並ぶ人もいるとかいないとか。

人気の園だとは聞いていたけれど、不安でそんな行動をとる親が相次いだらそれこそ園はパニックにならないか。必ずそこにいれたい親は保活ならぬ幼活をするのだろうか。

子育て支援の個人相談で今は保育園は激戦区だが幼稚園はそうでもないと保健師から聞いていた。「こども園」という保育園と幼稚園の機能が一緒になっている場所も人気が出ると言っていた。

定員も多くない園もありそのあたりも見学の時に確認した方がいいと言っていた。専門職の言うことには信頼がある。来年の夏前に見学をしていって、園を厳選していけばいいと。

母親が通わせやすい雰囲気の場所で選んでもいい。あんまり在園児が多いと行事や保護者のイベントが巨大化する。私はうまくやる自信がない。出来ればイベントや委員などの仕事が少ない場所を選びたい。

子どもが楽しく通ってくれさえばいい。深く考えないように、合わなければ場所を変えてもいいくらいの気持ちでいよう。そう思う。

無印良品のポチ菓子で書く気力を養っています。 お気に入りはブールドネージュです。