たぬきのはらつづみ

沖縄で調理の仕事をしています。 趣味は、サンレレとホワイトボード研究です。 ここでは、…

たぬきのはらつづみ

沖縄で調理の仕事をしています。 趣味は、サンレレとホワイトボード研究です。 ここでは、調理の仕事で学んだことや、日常で出会った美味しいものをシェアしていきたいです。

最近の記事

今年のムーチーの日は、コンビニのムーチーまんにしよう!

最近の私の朝ごはんは、コンビニコーヒーとムーチーまんです。 これまで一生分のムーチーを食べたので、しばらくムーチーとは距離をおいていた私ですが、某コンビニのムーチーまんは、紅芋のあんと饅頭でムーチーを包むという斬新なものでとてもおいしくできています。 とにかくしっとり、ふわふわで、水分なしでも飲み込めるんです。 手もベタベタになりません。もちろん、食べた瞬間ムーチーの香りもします。 そろそろ今年もムーチーの季節がやってきました。 2024年は1月18日(木)だそうです。

    • 鍋の残り出汁でぼろぼろジューシー(沖縄風雑炊)を作ったら旨味がすごかった

      沖縄のジューシーは、主に2つに分けられます。 ひとつはクファジューシーで、炊き込みご飯のような硬さです。 もう一つは、ぼろぼろジューシーと呼ばれていて、雑炊に近いです。 先日、夕飯に豚バラ鍋を作りましたが、出汁が余ってしまいました。 どうしようかと悩んでいたら、冷蔵庫にお正月に食べたクファジューシーの残りがあったことを思い出し、これを合わせれば「ぼろぼろジューシー」になるのではないか?と思い早速料理してみました。 まず、カツオ出汁を400ccほど作って、豚鍋の残りの出汁と

      • 懐かし美味いスパゲティ

        最近、休みの日は必ずコメダ珈琲に行っている。注文するのは、ミートソーススパゲティ。 麺はきしめんを3分の1に細くした感じで、濃厚なソースがよく絡まっており、粉チーズをかけると、もう、最高に美味しい。キャベツの千切りもふわふわしていて食べやすく、バケットも美味しい。 コメダのそれは、小学生の頃に親に連れて行ってもらった喫茶店の味によく似ている。懐かし美味いと言う感じである。 小学生の私は、『大人になれば毎日こんなに美味しいものが食べられるんだ〜』と思っていた。 そして今、その

        • お鍋にはまりました

          私はいつも帰りが遅いため、夜ご飯は主にコンビニで済ませていました。 最近飽きてしまい、簡単にできるものはないかなぁと思い立ち、ひとまず「豚バラみぞれ鍋」を作りました。 前準備 具材は、豚バラ・白ネギ・白菜・豆腐・しらたき・しめじ・大根(おろし)でシンプルにしました。スーパーで購入した費用は、1000円でした。 出汁は、カツオ出汁、しょうゆ、みりん、お酒の寄せ鍋ベース 主な手順 水に出汁パック入れを沸かす 野菜・豆腐・しらたきをカット 鍋に食材を並べ入れる 出汁をひたひ

        今年のムーチーの日は、コンビニのムーチーまんにしよう!

          調味料の割合の話

          今私は、割合に夢中です。 具体的に言うと、出汁と調味料(醤油・みりん・お酒)の割合です。 先日、初めて漬け地を作ったのですが、分かっているのは割合のみで、いざ作ろうとすると思わず固まってしまいました。 かつお出汁:しょうゆ・みりん  ↓ 8:1:1 漬け地なのである程度ものが浸かる量でないといけないのですが、いったい何CC作ればいいんだろう?となってしまいました。 最終的には、出汁を2400cc、しょうゆとみりんは300ccにしました。 最初に決めるのは、出汁の量で

          責任と判断のブレクスルー

          先日、仕事で壁を打ち破った瞬間があったので記録しておきたい。 それは、普段先輩がやっている仕事を代わりにやったことから始まる。 その日は、先輩が別件で席を外していたので、「よし、これは自分がやっておこう」と思いその仕事に取り掛かった。 その時に、「はて、どのくらいの量をやるべきか」と疑問が湧いてきた。 不足すると大問題だし、多すぎても困る。 しかし私は普段から、その先輩がやっている量は多いと感じていたので、半分に減らして作業を進めた。 つまり、自分の判断に従った。 その仕事

          責任と判断のブレクスルー

          男女の賃金格差について思うこと

          先日、ノーベル経済学賞がアメリカの女性に授与されるいうニュースが飛び込んできた。男女の賃金格差についての研究ということで、興味を惹かれた。 私は、普段男性の多い職場で働いているが、男女の仕事内容について疑問を感じることが多い。 例えば、洗い物(水仕事)は女性の仕事になっている。というか、男性は洗おうとする姿勢すら見せない。シンクに積み重なっていく皿を見て、女性はいたたまれず、「つい」洗ってしまうのだ。まるで我慢大会の敗者さながらである。 この問題は根深い。 女性が洗い物を

          男女の賃金格差について思うこと

          扶養の衝撃

          最近問題になっている、103万円の壁。 私は20年以上会社勤めをし、単身で社会保険料・住民税・所得税を払い続けている。 これまで何の疑問も感じていなかったが、被扶養者は住民税を免除されているという現実にショックを受けた。 職場のパートの女性に話を聞くと、やはり、その壁が大きな障害となっているようだ。働きたいけど、税金がかかる、だから、範囲内で働く。 なんだか、ガラスの天井を思い出した。 バイアスどころではない、制限。 女性が働くとなぜそうなるのだろう。 男性は会社で働き、大