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デザイナー、漫画家 前田高志のここがすごい。

デザイナー前田高志さんは、友人であり、ものづくりの師匠であり、一番尊敬するクリエイターです。


私も前田さんも、ブログを書く人のためのオンラインサロンに以前在籍していました。最初にお会いしたのは、そのサロンメンバーの中の方が主催してくれた飲み会。たぶん3年前くらいの話です。

……という経緯は前田さんのnoteに書いてあるので読んでください。

以前このnoteを書いてもらってとっても嬉しかったので、アンサーnoteを書いてみます。



ルーキーマインド

最初にすごいなと感じたのは、誰に対しても公平でフラットなところ。経験、年齢に関係なく誰からも学ぶ姿勢があるとことろです。

優劣をつける気はありませんが、当時在籍していたコミュニティにおいて、クリエイティブ経験、実力、実績で言えば前田さんはどう考えても群を抜いていました。だけどブログを書くことにおいて、またフリーランスとしては当時1年生だからということで、すごく謙虚にメンバーからの意見を聞いている姿が印象的でした。彼の経歴や実績を考えれば、もう少し偉そうなところがあっても不思議じゃないのに、むしろ謙虚すぎるくらいでした。ちなみにその頃の前田さんは、今よりもっとシャイだった気がします。

「なぜそこまで謙虚なんですか?」と聞いたら「僕はルーキーマインドを持っているつもりなので、誰に対しても自分が上と思ったことは特にない」とのことでした。

前田さんクラスのクリエイターって、主宰する側ならともかく、参加する立場でオンラインサロンにあまりいませんよね。他の人はインターネットをそこまで活用してないのかもしれないけど、していたとしてもわざわざクリエイティブ経験の少ない人の集まる場所にいる必要性を感じないんだと思います。あくまで私の想像ですが。オンラインサロンに溶け込んで、大活躍して、みんなに頼られ、自分も楽しめる。それができるのが前田さんのすごいところです。



素直すぎる

前田さんは、とにかく素直です。良くも悪くも(ごめんなさい)。思ったことを本当に正直に言う人で、私が超駆け出しの頃、書いた記事を見せたら「ごめん、読む気がしない」と正直すぎる感想をさらっと言われたことがあります。(「いいけど、そんな言い方なくないですか!」とそのあと反論したのは、懐かしい思い出です。)

でも、それだけ正直だからこそ「この人の発言は、嘘がなくて信頼できる」と感じていました。誰から褒められても嬉しいけれど、ものづくりにおいて超一流で超素直な前田さんだからこそ、前田さんに「いいね」と言われたらすごく嬉しいと思うようになりました。

と同時に信頼している友人とはいえ、人の評価に依存するのは嫌だったので、前田さんのような絶対的な物差しを私も持ちたいと考えるようになりました。「どうしたら前田さんのように、良い悪いを判断できるようになりますか?」と聞いたことがあります。返ってきた答えは「僕は文章のことはわからないけど、やっぱり良い文章にたくさん触れることじゃない?いいものにたくさん触れるようにしてみては?」とのことでした。

もちろん実践しています。良い文章にたくさん触れる機会、環境への投資は可能な限り惜しみなくしています。



最大化してとことんやるところ

昨年、前田さんが自分のオンラインサロンをはじめました。前田さんがオンラインサロンに興味を持っていたのは、もう少し前から。「僕もオンラインサロンやりたい」と言っていたのを何度か聞いたことがあります。ただ当時は、私も前田さんもスクール型のオンラインサロンしか知らなかったので、「前田さんは、デザイナーとしてこれからもっと世に知られていくだろうから、今コミュニティを抱えてそこにリソースを割くのはもったいなくないですか?」と話をした記憶があります。その後箕輪編集室に入って、プロジェクト型のオンラインサロンの良さを知った上で「こういうプロジェクト型のコミュニティを作ろうと思う」と話をしてくれました。日頃からお世話になっていたし、少し先に箕輪編集室の運営チームに入っていたので、運営のお手伝いならできるかもと思ってやりはじめました。

サロンの運営をお手伝いするようになって、感じるようになったのは前田さんの「とことんやる、最大化する」ところ。例えばイベントの集客も「登壇者(前田さん)が、そこまで集客がんばらなくてもいいのでは?」と思ってしまうときが最初はありました。「なんでそんなにがんばるんですか?」と聞いたら「せっかくイベントやるなら人が多い方が僕はテンションが上がる、そしたら主催者も嬉しいはず。どうせやるならとことんやった方が面白いじゃない。」と言っていました。

確かにその通りだな、と目から鱗が落ちたので、私も真似するようにしました。ただ全てをとことんやることは、とてつもなくハードでしんどい。だからこそ、やりきった時の達成感はとてつもなく大きい。そんな経験と喜びをマエボン、NASU本編集長として、またコミュニティ運営をする中で前田さんに教えてもらいました。



趣味でブログを書いていた私が、ライターになって3年でここまで来たのは(まだまだまだまだですが)間違いなく前田さんの存在が大きい。良い師匠(と勝手に言ってますが)が側にいて、やる気があれば誰でも成長できる。

お世辞でもなんでもなく、クリエイターとして成功したい人は、前田さんの真似をしたら良いと思うよ。私のnoteやTwitterのフォロワーさんで前田さんを知らない人はいない気がしますが、もし知らない人がいたら絶対チェックしておいた方がいい。デザイン、イラスト、写真、漫画ビジュアルの達人です。


前田高志さんのTwitter



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