約一週間のファスティング期間が終わった。さっきスタジオから帰ってきてそれぶりの炭水化物を摂った。炭水化物といってもまだここではなんでもいいわけではなく、十割そば。初めて食べたかも。うまかった。明日から謂わゆる普通の食事に戻れる。肉を食すこともだいぶ減ったが久しぶりに生姜焼きを食べてみようと昼のスーパーで肉を買った。レーゾーコの奥で光ってら。いつだったか冬を迎える頃「もう二度と買わないため」にダウンジャケットをネットで探していた。そこでたどり着いたサスティナブル。そこから地球が抱える環境のこと世界のこと自分の国のこと、政治、経済。やがてコロナがやってきてわかったこと知らなかったこと知りたくもないこと知らなきゃマズかったこと。テレビは早々に破壊(気持ち的に)して今まで以上に能動的に情報を得るようにした。“レジ袋有料化”にハッシュタグが付いたのもその頃だったかな？ちぐはぐな現象に震えたのを覚えてる。さまざまな「問題」から原因を探る線を引くと辿り着くのが「食」だった。俺もだったし多分ほとんどの人が無碍にしているだろう。生きてく上で大切な食事。知らないって幸せだったが知らないって罪だなと思った頃だった。破壊する前のテレビで、子どもが大好きだという料理のオリジナルレシピを紹介していた人が添加物まみれの加工品をドバドバ入れていた時にも思ったのだけど。知らないって怖いけど、知っていたとしたらもっと恐ろしい。

そういえば「守る」って言ってたけど、守るっていったいどういうことなのだろう。どういうことなの？って、自問して辿り着いた自答は俺にとっての「たべる」。

「何も食べない日々」の日中はどこからか湧き上がる実態のない“なにか”に対しての期待と興奮、活力が漲る。

疲れてる時は食べないといいよって教えてあげたい人がたくさんいるけれど、そんなこと言ったら「お前ちゃんとメシ食ってるのか？」って言われそうだ。

明日からは歌詞に没頭。やるしかねぇ。