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論文ノートについて

 私は、2014年11月24日(大学院在籍時)から「論文ノート」をつけている。このノートでは、論文・議事録・本などを読んだ感想のほか、学会や研究会に参加した際の感想など、雑多な事項を書きつけている。元々、読書ノートは作っていたのだが、一冊の書籍を読んで書評を書いていたので、論文を読んだときは何も感想を書いていないか、書くにしても簡単なメモぐらいしか残してこなかった。これだとせっかく読んだ論文の内容もすぐに忘れてしまい、メモを書いていても意味が分からなかったり、どこに書き残していたのかも忘れてしまっていた。
 論文ノートで読んだ論文について記録し、後で参照できるようにExcelファイルなどでリスト化しておけば、読んだ内容を迅速に参照することができる。この方法は、その後の研究活動でかなり役立っている。

 論文ノートにテーマを一本書くたびに番号を付けていて、2021年2月19日現在、453本に至っている。60ページ分のキャンパスノートを使っていて、今は9冊目である。各年の本数は以下の通り。

2014年 20本
2015年 37本
2016年 46本
2017年 84本
2018年 52本
2019年 64本
2020年 140本

 2020年は、1年当たりの本数では自己最多だった。新型コロナウイルスの影響で、一人で考える時間が増えた分、論文ノートに書く本数も増えた印象だ。また、近年は授業準備のため、それなりに資料を読む必要があり、本数が増えている。
 これまでに書き溜めた内容は、時々読み返している。自分で書いたことだけれど、忘れていることもよくあり、誤読していることに気づいたりもする。それでも、昔の友だちと会話をしているようで楽しい。もとから友だちが少ない上に、今は一人でいることが多いけれど、私には450人以上もの友人がいる。

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