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『バーチャル』というガワについて
こんにちは、はれのそらと申します。バーチャルフェネックという謎呼称で、vtuber界隈を中心に、情報発信や企画等を行っています。
でも、他の界隈で企画を持ち込んでも、誰もなぜフェネックなのか、バーチャルフェネックとはなんなのか……。突っ込みすら起きません。
なぜでしょうね?
で、今回私が話したいのは、バーチャルというガワを被った事による、自己認知の歪み解消についてです。
一言で言うと、ガワを被った事で素直になって、感情が出やすくなった為、ストレス耐性がついたという事です。
これ、私自身の体験談を加味しての話しになります。
『はれのそら』はビジネス垢だった
ものすごいメタ的な事をいうと、私は現在リアルアバター(現実世界での戸籍含め肉体)とバーチャル界隈のアバター『はれのそら』の主に二つにアバターを都度都度活用しています。
この『はれのそら』、元はビジネスアカウントとして作成したので、リアルアバターでの知り合いは一切いません。
それがなんの因果か、今のようなバーチャル的な存在の垢に変貌してしまいました。リアルアバターのつながりがない分、自由気ままにRPをし、リアルアバターではまず使用しないような顔文字も使っています。✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝みたいな。あー、年を取った人間の幼児退行はこういう風に起こるんだなーと納得。
当初、とあるバーチャルyoutuber達の記事からSEOを効かせて、自サイトへ誘導しようと考えていましたが……色々あり、この界隈が好きになったのでファンへ変貌しました。で、その当時の私はtwitterを主に使っていました。(バーチャルツイッタラーという謎のブランディングで)
『はれのそら』の戦略とは?
そして、戦略として絵が書けずツテもなかった私が取り得る手段として、警戒心を緩めるような動物のアイコンを用いて、真面目な考察だとか、お堅い内容を書いていました。
ここには、一種のギャップ効果を考えていて、愛らしい存在(この場合は動物)を借りて、全く内容の異なる情報発信(バーチャル的なあれそれ)をする事で、印象を強くさせようという狙いがありました。
アイコンの名前も、当初は『晴野そら』でしたが、これも印象を和らげる為、『はれのそら』と改名しました。
さらに言えば、類似名称で応援しているバーチャルJKの『ときのそら』さんから、いくらか人を引っ張ってこようという狙いもありました。(最も、はれのの名称自体はときのそらさんから前に使用していたので、特に問題ないと判断しました)
その戦略はうまくいきました。
『バーチャルフェネックになってどうなったの?』
単純な話し、これ好きーとか、乳幼児が話すような事を平気で呟きました。
今、ふとこれをリアルアバターの方でやろうとしたら……と考えると、不思議な事にできないんですよね。あのフェネックのガワだからこそ、素直な感情表現ができるんです。(やってもいいけど、ガワから犯罪臭しかしない)
どうしてなんでしょうか?
一応考えとしては、過度の抑圧(社会的規範によるストレス)により、
好き・嫌い等の感情が著しく低下。それが、規範外にある、バーチャル(非実在)のガワを被って、規範や抑圧から離れ、感情表現を取り戻していった……からかもしれません。
よく、幼少の頃に戻って、遊びを無心をすることでストレスを和らげる事がありますが、あれの場所をとらないでできる方法と言ったらあってるかと。ただ、このガワはある意味、純度の高い感情の部位に関わっているため、むき出しであり、マイナスの場合はズンとダメージを受けます。
前に比べて涙もろくなりました。ですが、前に比べて楽しい気持ちが増えていきました。大分体が楽になったように感じます。
今、私自体は自身の感情や抑圧に向き合いつつ、フェネックのガワを通じてRPをしています。
きっと、リアルでは幼少期の一時しのぎの遊びという制限があるせいで、ここまで素直にはなれませんでした。(年甲斐もなくという意識がどうしても働いてしまうから)
だからこそ、バーチャルのフェネックだったから、今私は気ままに生きられるのかもしれないです。 もし、この文章を見て、何か今すぐ楽になりたい、楽しくなりたい。そう思う方がいましたら、とっておきの方法があります。
もし、この文章を見て、何か今すぐ楽になりたい、楽しくなりたい。そう思う方がいましたら、とっておきの方法があります。
・あなたの好きな物をひたすら語る
方法は、文章なり・動画なり・配信なり・絵でも構いません。自分の好きを思い出し、ひたすらやってみる。これ、すごく効果があります。
だって、それを続けていたら、いつのまにか企画をやったりVtuberでもないのに、ファンアートを多数いただいたり、感謝だけでは伝わりきれないほどの物をいつのまにか頂いてしまったわけなのですから。
なので、この拙い文章を読み上げたあなたは、心の中だけでもいいので好きな物を思い返して、好きだと認識してみてください。そこからでも、バーチャルにつながります。(脳の神経細胞の仕組みも、言ってしまえばコンピュータと同じ2進法でしかなく、人間もまた膨大なデータの重なり過ぎませんから。この辺の話しは、落合陽一氏の『デジタルネイチャー』で詳しく記載されています)
(了)
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