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【プロンプトの一歩先へ】営業のChatGPT活用法を考えてたらいい感じのツールが出来上がってた【特典あり】

こんにちは。はりあいです。
自己紹介記事が意外と見られててビビっております笑

さて、今日は巷で話題になっているChatGPTの活用法を考えてたら、いつの間にかそれっぽいツールが出来上がっていた、という話です。

前説:ChatGPT=ゴールドラッシュ?

ChatGPTが世間を賑わせるようになってはや半年近く。

有用なプロンプト(Step by Step法 など)がどんどん発見され、そのプロンプトをまとめという形で広める人達が出てきて、新しい情報が指数関数的な加速度で拡散されている、なんだか19世紀アメリカのゴールドラッシュ的な雰囲気を感じる今日この頃でございます。

例に漏れず、はりあいもTwitterのTLだったりYoutubeで体系的にまとまってる情報などを追いかけてみているわけなのですが、情報のインプットだけで1日が終わり、蓋を開けてみたら

「ブックマークの数だけ膨れ上がってあまり生産的なことをしてないなー」

と感じてしまう日なんてのも珍しくないわけです。

そして、これはなぜだろう?と考えたときに、前述のゴールドラッシュに倣えて言うと、所謂「万能プロンプト」なるもの(=金)を皆が追い求めていて、そしてその期待通りまたはそれ以上のスピードで情報がアップデートされていくものだから、

「既存のパラダイムを覆せるもっと万能なプロンプトが出てくるはずだ」(+自分はそれを使って何となく満たされない現状から一発逆転を狙えるかもしれない)

という、未来価値に期待する資本主義下に置かれた人間の性から来ているのだろうな、と思います。

本題:情報のキャッチアップは大事だがバリューも生み出したい

当然ですが、情報は「アウトプット」しないと価値に替えられないと思っています。
ということで、ビビッと来たプロンプトで何か有用なものを作れないか、と考えるに至ります。

ChatGPTにできることはざっくり「高度化」と「効率化」の2つ。

ELYZA 西脇さんのツイートより

今回は「高度化」の部分にフォーカスしてみました。

普段は「セールスオペレーション」という、営業の生産性UPを考える仕事をしているので、まずは営業さんが何か使えないかな、、と思って手を動かしてみた結果、完成したのが「ロープレGPT」ツールです。

ツールのキャプチャ。スプレッドシートで動きます。

思想は、

「ChatGPTを活用して、セールス、CS、コンサルなど、「対顧客」のシチュエーションが絡む職種の役に立つこと」

下記に詳しく説明します。

①ChatGPTに感情を埋め込んでロープレをしてみる

個人的に顔見知りというわけでもないのですが、fladdictの深津さんが2月に書かれたnote記事を見たとき、衝撃が走りました。その時の衝撃がツールを作るモチベーションの源泉となります。
もちろんこのツールにも取り入れているので、ぜひ読んでいただきたいと思います。(これが遠回しに深津さんに対する恩返しになれば幸いです)
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手短に言えば、ChatGPTを疑似的に感情を持つ人間に倣えて、話し相手にできちゃう、ということなのですが、これを各個人/各社が持っている顧客ペルソナと掛け合わせることで、実際の営業現場における対話シチュエーションを再現できてしまうわけです。

独立志望があるコンサルタントとの会話を想定したロープレの一部
(「Superpower plugin for ChatGPT」を使用中なためUIが異なります)

感情パラメーターの変動が見て取れると思います。
これによって、自身の発言がどんな感情を動かすのか/動かさないのか、を探ることができるようになります。

ChatGPTは何度でも練習相手になってくれるので、その過程でセールスやCSの方々が、より自信を持って顧客と対話できるようになることが期待できるかな、と思います。

②ペルソナに刺さりそうな言い回しを生成してみる

対象のペルソナに対するプレゼンの内容に悩む事って結構あると思います。なんならプレゼンの大枠はできてるのに細かい言い回しを考える方が時間を使う、なんてことも珍しくない。

そんな場合に使えるセールスコピー生成機能も付けてみました。

なぜそのフレーズが効果的かの理由も付いてる!

会話における言葉選びや温度感って結構属人的な変数になりがちだと思ってまして、できる営業さんを横から観察してると、その点の細かいチューニングが上手な印象があります。

じゃあ売れてる営業さんに聞けばいいじゃん、という話なのですが、言語化があやふやな部分ですし、そもそも自身の手の内を晒したいと(心からは)思わないはず。
そこでChatGPT先生の出番で、いい感じの表現を返してくれる、というわけです。

③ロープレが終わったら振り返りもしてみる

ロープレが終わったあと、フィードバックを受けると思うのですが、ChatGPT先生に終了後の振り返りをしてもらうことも可能です。

ちなみにうまく語調を調整しないとChatGPT先生から手厳しいフィードバックが来るので、ここにある意味究極にビジネスライクな独りロープレが完結します(笑)

ChatGPT先生から結構ガチ(!)なフィードバックをいただいてしまった

④ペルソナが居ない/選べないならランダムな人物像を生成してみる

さて、ここまでは話し相手がはっきりしているという前提で考えてきましたが、

「まだはっきりとした顧客ペルソナがない、、」
「対話するクライアントが多岐に渡るので絞るのが難しい、、」

という方/企業も居るかと思います。
ランダムなペルソナを生成できるスクリプトも付けてみました。

「ロープレ相手がいない場合はこちら」を押すと、、
それっぽい人のプロフィールがランダム生成されます!

現場では、様々なタイプの顧客と接することがあるので、より幅広いシチュエーションを再現するうえで活用できるかな、と思います。

まとめ:全てのビジネスはお客様とのコミュニケーションから始まる

主にBtoCの営業さん向けに使えるかな、と思って作ったツールでしたが、考えてみれば全てのビジネスはどこかしらで1対1のコミュニケーションが発生するわけで。
そういう意味ではあらゆる職種の方に活用いただきたいツールかな、と思っています。

例えば、B2Cセールスの場合、相手の属性情報を入れて、実際にお話しする顧客とのロープレができますし、B2Bセールスの場合においても、アカウント攻略が必要になってくるはずなので、キーマンの属性を入れて仮説を立てることができると思います。

更にはコンサルなど、所謂「クライアントフェイシング」のポジションであれば、クライアントの役員になり切ってもらって提案の壁打ちをしてみてもいいわけです。

あと人事の方であれば採用ペルソナに対する出稿内容やスカウトメールの内容を考えてもらう、、とか。
バックオフィスの方が社内の誰かさんとのCOMをシミュレーションしたい、なんかの場面でも十分に使えるでしょう

研修担当の人事の方々にとってはかなり嬉しいかもしれませんね。。。笑

最後に、、

ここまで駄文に付き合っていただき、誠にありがとうございましたm(__)m

実はこのツールは事前に知り合いの何名かの営業さんに配布して使っていただいていて、「提案がほぼロープレ通りに決まりました!」という嬉しいご報告も。

Twitterの方でツールを無料で配布してます。
要望が多ければ機能のアップデートもしていこうと思ってますのでよかったらフォローしておいてもらえると喜びます。
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※この記事はChatGPTのサポートのもと執筆されました※


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