カラダの水はけを良くしよう
夏、暑い日が続いています。
しっかりと水分補給はできているでしょうか?
汗をかくことが多い時期ではありますが、いがいとカラダのむくみを訴えるクライアントさんが多くなる時期でもあります。
むくみは体内の水分代謝がスムーズにいかず、皮膚や皮下組織に溜まってしまった状態です。
原因としては
水分や塩分の取りすぎ
水分不足
長時間の同一姿勢
筋力不足
自律神経の乱れやストレス
薬の副作用や心臓、腎臓、血管などの疾患
など、色々あります。
疾患や副作用など自身のケアでどうにかできる範囲を超えたものもありますが、
セルフケアなどで対処可能なむくみも多くあります。
本来水分は胃腸で吸収され、血流を介し心臓の力で全身に運ばれ、腎臓の働きで排泄されます。
疾患でなくとも、これらの作用が衰えたり機能しない状態になるとむくみが出てしまうわけです。
鍼灸などではこれらの作用がうまく働くようにアプローチしていきます。
そこにセルフケアをプラスすることで、より効果的にむくみを改善することが可能です。
【自分でできる対策】
▶必要以上の水分補給はやめる
汗をかくなどして失われた分は補う必要がありますが、空調の管理された室内におり、とくに汗をかかないのであれば普段の食事でとる水分で十分です。
塩分などについても、そもそも日本人は食事から摂取する塩分が多いので、メディアなどで勧められるような塩アメやタブレットなどを余分にとる必要はないと思います。
なにごとも適量が大切です
※小さいお子さんや高齢者の方はもともとの水分量や汗のかきかた、感じ方が成人とは違うので注意は必要です。
▶適度な運動をする
散歩やスポーツなどしっかり動ければ理想ですが、
ずっと座りっぱなしなどであれば30分に一度は立ち上がる。
座っていても足首をこまめに回す。
座っているなら意識的に貧乏ゆすりをするのも効果的です。
立ちっぱなしであれば逆にたまには座るのもあり。
同じ姿勢を長時間続けないことが大事です。
運動で汗をかいたら水分補給を忘れずに。
▶好きな事、楽しい事でリラックス
ストレスも立派なむくみの原因のひとつです。
好きな事、楽しいことでリラックスするのも立派なセルフケアです。
鍼灸で胃腸を整え、消化吸収がうまく働くようにする。
筋肉をほぐし、血流を良くして無駄な水分の滞りをなくす。
そこにプラスして簡単な動作と意識でカラダの水はけを良くしていきましょう。
長々書きましたが、最後までお読み頂いてありがとうございます。
皆さんの健康ライフの参考になれば幸いです。
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