こんばんわっ！

今日はですね、SNSなりすまし詐欺にあいました。

36才、はじめての経験であります（笑）
とりあえず、クレジット情報を登録してしまったので、再発行の手続きを電話で1時間半.....。（ながい）

皆さまも私みたいにならないように、お気をつけくださいませ。

んさっ、今宵もやっていきましょう！
レビューする絵本は【じっちょりんのあるくみち】です。

作者は、かとうあじゅさん。
初版は、2011年５月です。


《ストーリーについて》

団地の隅で、とても小さな〝じっちょりんかぞく〟が朝ごはんの葉っぱや花びらを食べています。

花のタネは食べずに、どんぐりの帽子で作ったタネかばんのなかにしまって、いろんな隙間や穴に埋めていきます。

前に埋めたところどうなっているかなぁ？

じっちょりんかぞくの１日の生活の様子が垣間見える物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、じっちょりんかぞくが草花のタネをとっているところが描かれていて、とっても可愛い。

②見返しは、どんぐりの帽子でつくるタネかばんの材料を集めている、じっちょりん一家が素敵。チームワークがすごい！

③題字の文字の中に、じっしょりんのシルエットがデザインされていて、とっても凝っている！

④絵も、小さなじっちょりんの視点と、大きな人間の視点から描かれているところがおもしろい。

⑤文は、じっちょりんかぞくの仕事の振り分けやチームワークが良いところ、それから一生懸命、花のタネを植えるところが可愛く書かれている。

⑥じっちりょりんが、最後まで何者かがわからないところもすてき。私の予想では、妖精か、なんらかの虫か。

⑦じっちょりんが、人間から踏まれそうになるところをよけたり、ベンチの上でひとやすみしたりと、共存しているところも素敵。

⑧物語の中でいろいろな草花が登場するのだけど、その名前も書いてあるので、勉強になる。

⑨前回植えていたタネが成長していて、すやすやぐうぐう寝ているところが可愛い。

⑩最後は、夕日が沈んでハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち（7才・5才）は、

『ねーねー、じっちょりんってさぁダンゴムシ？』

『どんぐりのぼうしでくった、タネかばんつくりたぁいっ♡』

『おおいぬのふぐり、しってるよー？ママしってるかぁーい？』

って、言ってました。（笑）

じっちょりんは、触覚と、しましまの洋服を着ている小さな小さなその姿がとっても可愛いんです。


《おしまいの言葉》

私たちが、見えない世界ではいろんなことが起こっているんですよね。

それは、知ってるとか知らないとかもそうですし、じっちょりんみたいな、小さい生き物が肉眼でとらえられないのもそうだと思います。

〝見る〟と〝知る〟と〝信じる〟は、似てないようで共通する部分があるのかもしれません。

あるのかもしれません。

☆彡

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