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haricots vertsのお話(フランスの思い出)

前回は、フランスへの留学を友人に誘われたところまで書きました。今回はその続きです。

友人に一緒にフランスへ行かないかと誘われた私ですが、すぐに返事をする事はできませんでした。フランス語を話せないこともネックでしたが、何より知らない土地で暮らすことが不安だったのです。
私は、大学入学とともに上京しましたが、大学一年生の頃は慣れない土地での生活、知らない人たちに囲まれる日々にストレスを感じていました。やっと東京に慣れたと思えたのは、大学2年の秋頃です。ですので、言葉も通じない異国の地で暮らすことが怖かったのです。

高校時代、私のクラスメイトの半分は一年間の長期留学へ出発した中、やはり私は実家を一年離れることが怖くて、寂しくて留学というものに挑戦できませんでした。しかし過去の自分は過去の自分。東京にも慣れ、一人で生きていく免疫も大分ついてきた。大学2年になり、これが留学のラストチャンスかもしれないと思い、両親を説得し、友人らとともにフランスへ行くことを決意しました。

フランスへは2020年の2月8日から3月8日まで行くことが決まりました。正確に言うと、一ヶ月海外に行くことは「留学」とは言わず、短期研修という形になります。(留学という言葉が分かりやすいため留学という言葉を多用しています、すみません。)
一ヶ月間、フランス西部に位置するアンジェという街の大学附属の語学学校に通うことになりました。そして、その間はホームステイさせてもらうことになります。

そして、友人らとこのアンジェ滞在中に、学校が休みの土日を利用してパリやナンシーに旅行へ行くことを計画していました。私は、これまで韓国、スイス、台湾に行ったことがありましたが、どれも観光目的ではなかったので、初めての純粋な観光ができる旅行にワクワクしていました。

渡仏に向けて色々準備していく中で大変だったのは、ポケットWi-Fiの契約とクレジットカードを作ることです。特に、大変だったのはクレジットカードを作ることでした。大抵の大学生はクレジットカードを持っていますが、当時の私はクレジットカードを持っていませんでした。しかし、フランスはキャッシュレス化が進んでいて、現金はほぼ使わなかったという話を父の友人から聞き、慌ててクレジットカードを作りに行きました。ギリギリに準備するとやはりダメですね、、、笑

次回は、いよいよフランスへ出発します!!

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