前回は、フランスへの留学を友人に誘われたところまで書きました。今回はその続きです。 友人に一緒にフランスへ行かないかと誘われた私ですが、すぐに返事をする事はできませんでした。フランス語を話せないこともネックでしたが、何より知らない土地で暮らすことが不安だったのです。 私は、大学入学とともに上京しましたが、大学一年生の頃は慣れない土地での生活、知らない人たちに囲まれる日々にストレスを感じていました。やっと東京に慣れたと思えたのは、大学2年の秋頃です。ですので、言葉も通じない異
haricots vertsって聞いたことありますか？ これはフランス語で「いんげん豆」という意味です。 私のアカウント名、haricots vertsにしたのもインゲンが好きだからです！ さて、ここからはフランスに行った思い出話を始めたいと思います。 私は、大学入学と同時に第二外国語でフランス語を履修し始めましたが、全然上達しませんでした。週2回授業を聞いて、中間と期末にテストを受ける。テスト勉強も詰め込めるだけ詰め込んで、テストが終わった次の日には忘れているそんな状況で
祖母が網膜剥離で急遽、手術・入院した。 私も以前通っていた優しい眼科医に少し診てもらうだけだと皆が思っていた。そのため、私は近くの本屋で暇をつぶしていた。「病院終わったら連絡してきて」と、らくらくスマートフォンを未だ使い慣れていない祖母にそう伝えていた。本屋で文庫本を買い、隣の百均に場所を移したとき、電話はかかってきた。でも、病院が終わったという連絡ではなく、手術するために市の総合病院への紹介状を書いてもらうとの連絡だった。 私も高校時代、町の眼科医から総合病院へ、そして最終
