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ツルピカ 張り子にきれいに胡粉を塗る方法

※追記※

こちらの膠の分量では、膠の量が少ないのではないかとのご指摘を何件かいただきました。

自分は、自分の師匠や、だるま業者さんから教えてもらった分量を守ってきたのですが、

だるま業者さんは生産性を重視する事情もあり、膠の分量が少なめに伝えられてきたのかもしれません

今までは、

膠   :  胡粉  :   水 = 1 : 10 : 10

でやってきたのですが、これからはこちらからの膠の比率を少しずつ上げていき、適量を探っていきたいと思います。

そして、胡粉、膠の種類も、研究していきたいです


また、この方法は張り子のための胡粉の使い方であり、日本画の方法とは異なりますのでご了承ください

この記事は、研究のたびに更新をし、ご購入くださった皆様に、一番いい方法をお伝えできればと考えておりますので、

何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます


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張り子に胡粉を塗り、表面を白くなめらかにする方法をお伝えいたします

胡粉はお化粧でいうと化粧下地のようなもので

塗ることにより表面を滑らかにし、その後に塗る絵の具のいんぺい力

発色をぐんと上げてくれます

油絵でいうと、キャンバスの上に塗るジェッソのような感じです


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胡粉を塗ると、パステルや水彩絵の具を使った繊細な表現が可能になります

立体の上に絵画のような表現ができるのです

また胡粉は木彫などの上にも塗れるので、幅広い応用が可能です

それでは始めていきましょう

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