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管理栄養士の言う通りに出来る?

世の中は、新型コロナウィルスで外出もままならない状態でしたが、ようやく緊急事態宣言が解除になる地域も出てきて、少しホッとされている方も多いのではないでしょうか。緊急事態宣言の期間中、過ごし方は様々で、食生活に関しても色々な声を聞きます。太ったと言う方もいるし逆に痩せたと言う方もいますが、そこには精神的なものも多いのではと思います。

私は、今年の3月の管理栄養士の国家試験が終わって合格発表のあと、いよいよ管理栄養士として働こうと予定していたのですが、コロナ禍の影響で見事に仕事が決まらず、4月以降フリーという名の無職状態が続いています。

とは言っても、ただ家にいるだけでは気持ちも滅入ってきそうなので、前向きに管理栄養士として働く準備を進めていました。そのひとつに、特定保健指導をする立場としてのオンラインセミナーというのがあります。これは、40歳以上74歳以下の全国民を対象とした健診のさいに、メタボリックシンドロームと判定された方に、病院などで医師、管理栄養士、保健師が行う食生活改善の指導です。腹囲とBMIの結果から、さらに血糖値や脂質、血圧、喫煙歴などで判定されるもので、組み合わせの結果によって、「動機付け支援」と「積極的支援」に分かれます。要は、軽症の方と重症の方を振り分けた後、管理栄養士などの関わり方が変わってくるのです。

セミナーではそれぞれの病態によって、こんな事を気をつけるように話したらいいですよ、という対象者への指導内容や、面接時の質問内容などを勉強して、最後に参加者同士で実際の面接をロールプレイングでやってみるのですが、やりながら、管理栄養士が「シメのラーメンは体重増加の原因なので控えてください」とか「運動量が少ないから、毎日10分余計に歩くようにしましょう」と言われて、本当にやれるんだろうか?とずっと思っていました。

もちろん、言い方や指導方法や、ベテランになると納得させる手法があるのかもしれませんし、真面目に実行して成果が上がる方もいると思いますが、以前大学2年の校外実習で病院に行った時に見た特定保健指導の現場の印象が強烈に残っていて、この特定保健指導のやり方で改善した人の割合を知りたいとずっとおもっていました。

実習の時の現場の印象というのは、会社の健康診断で検査結果がひっかかって2回目の面談に来られた男性でしたが、普段の食事の用意は奥様がするため奥様も一緒に面談に来られていました。男性の態度は明らかにやる気がなさそうで、仕事が忙しいのに早くこんな面談終わらせて仕事に戻りたい、というような態度でした。初回から検査の数値の改善はあまりみられず、奥様も食事の内容に努力されているようですが、毎日残業で食事の時間は不規則だったり付き合いの会食もあったり、といったサラリーマンに良くある言い訳をされていて、面談も忙しいので終わりにしたいという旨を話されていました。管理栄養士もこれ以上は無理と判断したのか、面談は終わりという事になりました。

でも、あきらかに糖尿病や高血圧予備軍かすでにそうなっている方で、今ならまだ健康体に引き返せますが、このまま今の生活を続けたらどんどん悪化するだけです。まだ30代でお子さんも小さいのに、このままでいいの?と思わずにいられません。

本人の気持ちがあってもなりたい自分が描けなければ、あるいは本人の気持ちがなければ余計、いくら表面的に指導しても言われている時だけで終わってしまうか、言い訳だけで実行されずになってしまうよね、と思うのは私だけでしょうか?

私がコーチングを勉強しはじめたのはこんな経験からでした。人は、心からそう思わなければ、たぶん続けられないけれど、心からなりたい自分がわかっていないのではないかと。どうなりたいのかが描けていないからではないかと思うのです。

特定保健指導でコーチングを実践してみたいと思っているので、ぜひチャレンジしてみたい方、お待ちしています!

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