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動画クリエイターへの道⑬:音声関係の小物を追加

スチル(写真)になくて、動画にあるもの

それは時間軸と、それにともなう動き。
そしてもう一つがです。
動画においては、きれいな映像と同じくらい適切な音が重要で、それは「何の音か、何を言っているかわかればいい」というレベルのものではありません。
音声に不快感や違和感があると、動画としての質はガタ落ちです。
長いことスチルを撮っていた私は音響の知識がほとんどなく、何が必要なのか手探り状態でした。
ただ、自分自身、音が良くない動画は観ていられないので、音が良くなければいけないことだけはわかっていました。

外付けマイクの専用延長ケーブル

以前紹介したRodeの外付けマイク、VideoMicro。
安価なわりに音がちゃんと拾えており、大変気に入っています。
やはりカメラの内蔵マイクとは全然違いました。
買ってよかったです。

ただ、ホットシュー利用を想定しているため、もともとついているケーブルが短いのです。
カメラと被写体に距離がある場合、できれば被写体の近くにマイクを設置したいと思って追加購入しました。

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RODE VC1 [Video Mic用 3.5mmステレオ延長ケーブル]

長さが3mあり、マイクの設置場所の選択肢がかなり広がりました。
重宝しています。
最初から買えば良かったのに。

ICレコーダー + ピンマイク

シチュエーションによっては撮り直しできない場合も多いので、カメラのマイク(外付けを含む)とは別に、保険の意味もあって音声を別録りします。
昔から取材や講演会、勉強会用にICレコーダーを利用していましたが、買い替え時期だったので、今回は同メーカーでマイクも一緒に購入することにしました。

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OLYMPUS VP-20 BLK [ICレコーダー Voice Trek ブラック]
OLYMPUS ME51SW [ステレオマイクロホンセット]

このICレコーダー自体、操作が簡単で音も悪くありません。
ただ、カメラに写らない場所に置くことを考えると、なるべく写りにくく、写っても違和感が少ないピンマイクがあると安心です。
このマイクはタイピンに見えるよう作られていて、ステレオで録れます。
ハンマーヘッドシャークみたいに左右に分かれているので、音声がどちらかに偏らないよう、セットする場所に注意が必要です。

音声と動画の同期

複数台のカメラで同じ場面を撮影したり、ICレコーダーなどで音声だけ録ったりすると、結果として複数の動画や音声クリップができあがります。
これは編集で簡単に同期することができます。
以下の動画はPremiere Proの例ですが、Final Cut Proその他の動画編集ソフトにも同じような機能がありますのでGoogle先生 もしくはYoutube先生に訊いてみてください。

※件の操作だけ見たい方は開始4分前後を参照

風が強い時はピンマイクを襟の裏側など風が直接当たらない場所につける工夫をし、Premiere Pro(というかAuditionというか)のエフェクトやクロマノイズ除去という強力なノイズリダクションを使ったりもするのですが、限界があります。
後で泣くことになるので、インタビューや人の会話を録るなら風の強い日は避けたほうが無難です。

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