書くための練習日記-119

 人生が変わるときって、こんな感じなのだろうか?

 焦ってはいけないことはわかっているのだけど、カレンダーのページがめくれる度に吐き気のようなものがやってくるようになった。
 ”苦手な宿題が終わらない夏休み最終日”という単語があるが、まさにそれ。気がおかしくなりそう。
 早く収入源という名の新学期を迎えられたら良いと思う。

 私の足りないのは努力であることは認識できるのだけど、何をしたら良いのかが分からない。
 ゴールが決まっていない。
 実のところは夢ある。とても恥ずかしいから公表は控えるが、ずっと胸に秘めている。

 それに向かって進めばいいじゃん!となるのだけど、現状でそれをしてしまうと食べることができなくなってしまう。家賃すら払えず、生活することすらできなくなると言った有様だ。

 今時は色んな働き方がある。

 大手企業のITエンジニアとして働いてる友人。
 アルバイトしながら、フリーの作曲家として活動している友人。
 病気で働けず、ASMRなどの原稿で収入を得ている友人。
 バンドマンを10年して、去年から普通のサラリーマンに転職した先輩。
 初めからフリーランスで記事を書いてるライターのサークル仲間。
 自らイベントを企画して参加費で活動している知り合い。

 キャリアとか人と比べるものではないけれど、多くの道が存在する。
 20年くらい前なら考えもしなかっただろう。

 やりたいのはアルバイトをしながら、夢を追うこと。
 現実的なのは再就職すること。

 前者は努力の時間も、生きるためのお金が足りない。
 後者は再就職そのものができそうにない。びっくりするくらい落ちまくっている。

 八方ふさがりだ。
 考えた上で今できるのは努力しながら、転職活動を続けるということだ。
 努力は無駄かもしれないが、私の場合は努力しないとスタートラインにも立てない。
 何ができるのか、考えて自分にできることをしてくしかない。

 人生が変わるときってこんな感じだったような気がする。
 最近は、そんなことを思いながら生きている。

 変化の前にはとんでもない障害がある。
 知っていても、苦しい。


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