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恋愛① クロアチア爺さん「Don't get married」

写真:巨大チェスを楽しむ男女(ローマ)

あけましておめでとうございます
2024年もシドニーでの幕開けとなりました
元旦から能登半島で震度7強の大地震が発生して非常に心が重たいですが、一刻も早い復旧を願っております

さて、シドニーでは1月2日から通常運転に戻りました
西洋文化では、クリスマスを盛大に祝う分、年明けはあっけなく終わります
そんな私も2日から仕事に戻り、本日3日も働いていたわけですが、こんな一幕がありました

クロアチア爺さん「Don't get married!!」

ビル清掃をしているので、住人と会話する機会に溢れているのですが、とある物件のクロアチア出身男性(86)と会話していると、「結婚はしない方がいいぞ」としきりにアドバイスを頂戴しました。話を聞いていると、どうやら奥さんといつも口論をしており心穏やかではないようです(なるほど、家の中にいたくないからおじさんはいつも庭から外を眺めているわけですね)。私自身、結婚願望はあるので、少々不安を煽られた格好になりました。

今の時代は恋愛や結婚というものから遠ざかっている気がします

リクルートブライダル総研』の「恋愛・結婚調査2023」によると、20代男性の2人に1人が「交際経験なし」というのが現状のようです
経験の有無にかかわらず、現状で恋人がいないと回答した割合は全体で約7割でした

実際、自分の周りを見ていてもこういった風潮はとても強いと感じます
でも、なんだかんだほぼ全員が恋をしたがってる、と私は思っています
流石に傲慢でしょうか、少なくとも私はしたいです

若い世代が恋愛をしなくなっている一方で、『20代にしておきたい17のこと』(だいわ文庫、本田健)では、「死ぬほどの恋をする」という項目があります。また、私のバイブル本『アウトサイダーの幸福論』(集英社新書、ロバート・ハリス)も恋愛に対して「火傷しそうな暑いコーヒーをすすれ」といっています。

ここで私の主張をドーンッとぶち込みたいと思います

主張:恋愛は自分を成長させてくれる

誰かを好きになるというのはとても強い欲求だと思います
普段ここまで強い欲求に晒されることがない中で、どのように立ち振る舞うのかは非常に興味深いです
そのプロセスの中で、自分はこんなにも他人を気にかけることができるのだという己の慈悲深さを発見したり、恋人に「あなたってこういう人よね」と新たな気づきを与えてもらえます

逆に、恋愛をしてこなかったというのはディスアドバンテージにもなります
私はいつも、いい歳したおっさんが女性の扱いにぎこちなかったり、下心丸見えな行動をしているのを見ると辟易としてしまいます
そんな上司には、下もついて行きたくなくなります

もう一歩踏み込んでビジネス的な観点から恋愛を捉えると、マーケットの半分は異性なので、そこに対する理解が弱いと機会を半分喪失していることを意味します
また、女性の方が購買意欲が高いため、男性にとっては恋愛経験が乏しいとビジネスマンとしてのスキルも比例して低いと言えるのではないでしょうか

※男性の人は、「女好きほど成功しやすい理由」(https://youtu.be/qYkRTSL3PgU?si=VcBk-9HudoirG4Jh )というYouTube動画の中で、女性理解がどのようにして仕事で効果を発揮するのか語られているので、見てみてください

話を振り出しに戻すと、結婚は万人を幸せにしてくれるわけではなさそうです
それはまた別の機会に深く考察するとしても、兎にも角にも恋愛から遠ざかっていこうとする世の中には一石を投じたいと常々思います
結婚と恋愛は別物といいますが、私には別物にする以前に、その両方から遠ざかっているように見えてならないのです

ここまでの文章を読んでどのような感想を抱いたでしょうか
この文章を構想しているときに、「それな!」と言ってもらえるように書こうと始めました

私からのメッセージを最後に付け加えるとしたら、「常にオープンなマインドでいて、自分のペースで恋愛をしていくべき」です

LINEでもInstagramでもいいのでここまで読み終えた心優しき暇人はフィードバックをしてくれると、心優しくない暇人(筆者)が喜びます

では









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