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間下十五社

岡谷市内山には、間下十五社という神社がある。

道に面しているが、広い鎮守の森を持ち、祠が点在する。

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この神社の祭神は

・建御名方命

・八坂刀売命

・御子神13柱

の計十五柱。しかし例に漏れず、合祀社は数多くある。

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日本人は遥か昔から神という存在を敬い、そして畏れてきた。それは神社という存在そのものからも読み取れる。元来神とは、聖域である山などに宿っていると考えられていた。祭りの時などには、山から下りてきて頂き、飲食を共にした。しかし神に近くにいてほしいという願いで人里近くに神社が建てられた。単なる怖れのみの存在であったとすれば山からわざわざ人に近づけることはしないだろう。神というものはやはり大切な存在であったのだ。そんな存在が今は忘れられ、打ち捨てられようとしているのならば、それは恐れ、警戒されなければならないことではないだろうか。

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