聖徳神社
以前紹介した手長神社。その隣には、聖徳神社という、ちょっと有名な社がある。
祭神は聖徳太子。別名を厩戸皇子ともいう、歴史上の有名人である。
神社自体はそこまで大きくもないが、境内にほかの神社にはない特徴があるのだ。
それはなんと、
狛犬の代わりにしゃちほこがいるのである。
これ、実際に近づいてみてもらうとわかるのだが、しっかりとした金属製である。
どうしてこんなものがあるのか。
それは、高島城再建の際に起こった騒動が理由である。
戦後、なくなっていた高島城天守を再建しようとする話がもちあがった。
そこで天守に欠かせないしゃちほこを作ってもらうことになった。
しかし金属で作ったところ、重すぎたことが分かった。
そこで別の材質で作り直すことになったのだが、余ったしゃちほこをどうするかという問題が出て、聖徳神社に寄贈されたのである。
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