この【会計クイズ】シリーズでは、簿記を勉強されている（特に日商簿記2級～1級）方に向けて、役立つ知識をお届けするためにクイズを出題していきます。

なるべく毎日更新していきたいと思いますので、日々の学習の参考に、または息抜きにチャレンジしてくれるとうれしいです！

それでは、本日の問題に参りましょう！

問題

以下のうち、引当金の４要件に含まれないないものを選んでください。

１）将来の特定の費用又は損失であること

２）その金額を合理的に見積ることができること

３）その発生が当期以前の事象に起因すること

４）第三者に対する財貨又は役務の提供が完了していること

正解

正解は、

４）第三者に対する財貨又は役務の提供が完了していること」でした。

解説

これは、実現主義の要件の一つですね。
ちなみに引当金の４要件とは、

• 将来の特定の費用または損失であること

• 発生が当期以前の事象に起因すること

• 高い発生可能性があること

• 金額が合理的に見積り可能であること

ですね。（企業会計原則注解18）

Twitterで出題させていただいたら、9割以上の方が正解されていました。さすがです。