【企業分析】SBIホールディングスの会社概要・ビジョン・強み・業績・財務内容・株価・将来に向けての取り組み

はる｜簿記・企業分析ならお任せ

2023年5月28日 21:42

はじめに

ご覧いただきありがとうございます。

このページでは、転職活動や営業活動を行っている方向けに、SBIホールディングスの会社概要・ビジョン・強み・業績・財務内容・株価・将来に向けての取り組みについて記載していきます。

会社概要・ビジョンは無料でお読みいただけますが、強み・業績・財務内容・株価・将来に向けての取り組みについて知りたい方は、記事の購入をお願いいたします。

なお、こちらはココナラで経営者の方向けに作成した企業分析レポートがもとになっており、実需に基づいたレポート（販売価格：7,000円）になっておりますので、SBIホールディングスのことを知りたい方には有用なレポートになっているかと思います。

それでは、SBIホールディングスの企業分析を始めてまいります。

会社概要

投資事業、SBI証券（旧SBIイー・トレード証券）を中核とする企業であり、ベンチャー投資、ネット証券に加え、ネット銀行・生損保、金融商品の情報関連事業も展開している。もともとソフトバンクの金融部門子会社だったが、2006年にソフトバンクが保有株すべてを売却。SBI証券はネット専業証券首位。製薬関連のバイオ事業に積極的。13年には経営悪化の韓国貯蓄銀行を子会社化。暗号資産交換業に18年参入、ブロックチェーン技術活用に注力。TOBを経て21年12月に新生銀行を子会社化。

■事業内容
「金融サービス事業」「投資事業」「資産運用事業」「暗号資産事業」「非金融事業」の5事業を展開している。

✅ 金融サービス事業
証券・銀行・保険を中心に革新的で利便性の高い商品やサービスを、インターネットをベースに幅広く提供している。
・証券関連事業
・銀行関連事業
・保険関連事業
・ FX関連事業
・マネープラザ展開（金融相談窓口）
・ PTS(私設取引システム（PTS：Proprietary Trading System）)

✅ 投資事業
IT、バイオテクノロジー、環境・エネルギーなどの成長産業への集中投資を進めている。また、経済成長著しいアジアを中心とした新興諸国において、現地有力パートナーと提携し共同ファンドを設立するなど、グローバルな投資体制を構築するとともに、金融機関への出資を通じて、SBIグループが国内で確立した金融サービス事業を移出するなど、各国経済の更なる発展と持続可能な社会の実現に貢献している。

✅ 資産運用事業
投資家の最適な資産形成に貢献するため、中立・客観的立場から豊富で偏りのない金融情報の提供を始め、販売金融機関のアドバイザー向けソリューションの提供、セミナー等を通じた投資教育および啓蒙活動、投資運用や投資助言を提供している。

✅ 暗号資産事業
暗号資産やその基盤技術であるブロックチェーン等に関わる様々な事業に参入し、デジタル金融生態系を構築している。暗号資産関連事業では、販売所サービスや取引所サービスなどを提供しているほか様々な暗号資産を取り扱い、投資スタイルに合わせた資産運用を可能としている。

✅ 非金融事業
天然のアミノ酸5-ALA（5-アミノレブリン酸）等を利用した医薬品・健康食品および化粧品の開発・販売等を行うバイオ・ヘルスケア＆メディカルインフォマティクス事業のほか、多様なビジネス展開を志向し「デジタルスペース生態系」への進化を目指すWeb 3.0関連事業、先端技術やリソースを保有する投資先・提携先企業と協同で、日本の国家戦略に合致する環境・エネルギー等の事業を展開するほか、アフリカ等の海外新市場への事業展開など、金融分野を超えて先進的な取り組みを進めている。

なお、直近期2Q（2022/4/1～2022/9/30）の各事業の収益と構成比は以下の通り。

出典：
四季報オンライン：https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/8473/corporate
SBI ホールディングス HP：https://www.sbigroup.co.jp/business/

ビジョン

SBIグループでは、「経営理念」と「ビジョン」を明確に区別し、「経営理念」は経営トップの交代や環境変化によって簡単に変更されることのない、長期的・普遍的な価値観や存在理由を体現するものとしてとらえ、「ビジョン」は、望ましい組織の将来像を具体的に示す、現実妥当性や信頼性がなければならないもので、現在のような変化の激しい時代では、中期的なものとしてとらえている。

2021年4月からのSBIグループの新中期ビジョンは以下の通りである。